スウェーデンの格闘家マティアス・ジョンソンとオーストラリア在住のミャンマー人格闘家トーモンアウンがWLCとの契約に署名

2020年05月24日付 The Voice 紙

ヤンゴン 5月23日

WLC(訳者注:World Lethwei Championshipの略。ラウェイLethweiとはミャンマーに古くからある格闘技のこと)は世界のトップクラスの選手を強化するために、キックボクシングのチャンピオンであるスウェーデン人格闘家マティアス・ジョンソンとオーストラリア在住のミャンマー人格闘家トーモンアウン、別名レイ・J・ヴァラジャントゥンとの契約を5月21日に締結した。
マティアス・ジョンソンはスウェーデンでチャンピオンに幾度もなった人物で、パンチで突き刺すのが有名な世界的ボクサーである。
彼が戦った試合では15回のK.O勝ちがあり、ムエタイとキックボクシングの世界の格闘家と対戦している。
トーモンアウンはオーストラリア国内のチャンピオンであり、国際大会にも出場している人物だ。
彼はモン州のワーカユー村で育った後、オーストラリアに移住し、トップクラスの格闘家となった後に世界中の大会からオファーを受けたのである。
現在のような世界水準の選手との契約に関してWLC会長のウー・ゼーティハは「WLCには世界最高峰の格闘家がいる。私は彼らのようなチャンピオンを選手の中に追加できたことを嬉しく思う。WLCを代表して、私たちは観衆に最高の試合をまもなく見せられる様になることを望んでいる」と言った。
「WLCに参加できてとても嬉しい。世界中のラウェイのファンも、私の最高のラウェイの試合を見ることができるだろう。リングの中に入り、ゴングが鳴るとすぐに観客は最高のパンチに興奮するだろう。最初から最後まで瞬きせずにずっと見ていなければならない試合になることを保証する」とスウェーデン人格闘家のマティアス・ジョンソンは語った。
「ミャンマーの選手は何ができるのかというのを世界に示す時、母国に戻ってミャンマーの人々を代表するのは私にとって素晴らしい機会だ。WLCはラウェイを世界に知らしめており、今は全世界が注目する最適な状況にある」とオーストラリア在住のミャンマー人格闘家であるトーモンアウンは述べた。


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翻訳者:浅川将輝
記事ID:5259