EMC革製鞄工場労働者500人超に対し補償金給付をしながら仕事から解雇

2020年05月25日付 The Voice 紙
ヤンゴン 5月23日

ミンガラドン工業団地にあるEMC革製鞄工場で、5月23日に労働者500人超に月給1か月分を支払う事前通知を与え、解雇したことが多くの労働者から明らかになった。

EMC革製鞄工場は新型コロナウイルス感染症COVID-19により注文がなくなっていたことで、補償金として月給1か月分を支払う事前通知を与え、労働者に仕事をやめさせていたことを当該工場の労働者コー・アウントゥーコーが説明した。

「勤続期間が6か月だけの者に補償金として月給1か月分を与え、500人分ほどの仕事を減らした。仕事を今探すのは簡単ではなく、困難だ」と先の労働者が話した。

労働者削減にあたり、補償金として月給1か月分を与えるが、一部の労働者は未払いの賃金を得られないため協議していることをLabar Power Group委員長のコー・チョーミョートゥエーが話した。

EMC革製鞄工場の5月22日の通知(HR/55/2020)で、事業を継続するにあたり困難があるため、労働力を削減することを法令に従って遂行していき、事前通知(月給1か月分)の他に、5月21日の出勤日も出勤に含めて数えることを発表した。

ミンガラドン工業団地にあるEMC革製鞄工場は2015年に操業開始し、労働者8000人以上で稼働中の工場である。


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翻訳者:重原志帆
記事ID:5261