自動車輸入関税引き下げ

2020年08月02日付 The Voice 紙

ヤンゴン 8月1日

新型コロナウィルス感染症(Covid-19)による経済不況を救済する措置として、自動車の関税率を引き下げたと関税局は8月1日に発表した。

この自動車関税引き下げの発表により、自動車市場として購入を一時停止するかもしれないと一部の自動車ディーラーは述べた。

「CPU(海外からの輸入許可による)[訳者注:CPUはCBU「完成車」の間違いか?]を主に引き下げたのだ。SKD(国内で組み立てる許可)[訳者注:SKUは自動車を部品に分解し現地で組み立てる車両]は2.0[2000cc]以上がこれから始まり1.5[1500cc]は含まれない。SKDは現在、ヤンゴンで生産しているのはすべて1.5ばかりが多い。この発表によって市場が動揺してしまう可能性がある。 購入が止まってしまう可能性だ。 私たちは長いスパンで注視する必要があるだろう」とAung Gabar Motor Servicesの担当者であるコー・テインライントゥーは述べた。

現在の割引率によると、乗用車について排気量が2000 CC以下の現在の関税率は30%で、そこから20%に引き下げられる。排気量2001 CC以上は現在、40%から30%に引き下げられるのだ。

SKDシステムで輸入された自動車の場合、排気量が2000 CC以下は以前の関税率である10%が、非課税の0%に減額される。排気量が2001 CC以上は、以前の20%から5%に引き下げるということが発表において述べられている。

「取引は、現在需要が弱い。供給はたくさんある。コロナウイエルスが起こる前は、購入した車を、損をしてでも売る事が多かった。市場で販売されている車もピックアップくらいしか売れなかった。10,000,000から15,000,000チャットの価格の車のみを販売した。税率は引き下げても、価格が高い車ぐらいしか、安くならない。価格の低い車は、通常通りになる可能性がある。需要が少ないため、価格が上がる可能性は低い」と自動車ディーラーのコー・ ルウィンウーは述べた。


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翻訳者:浅川将輝
記事ID:5468