日本、米国からの対艦ミサイル購入計画白紙化の可能性

2021年06月19日付 VietnamPlus 紙

日本、米国からの対艦ミサイル購入計画白紙化の可能性


日本の防衛省は、射程距離900㎞のLRASM(米国で開発中の長距離対艦ミサイル)が、日本の南西方面から台湾にのびる南西諸島周辺に対する日本の防衛能力強化のために必須であるとしている。



日本政府当局者は6月19日、航空自衛隊(ASDF;Air Self Defense Force)のF-15戦闘機に搭載するために製造される米国製の長距離対艦ミサイル(LRASM)の購入計画を白紙化する方向で調整を進めていると発表した。

匿名の関係者からの情報によると、今回の政策変更は費用がかさむことによる。

ロッキード・マーティン社(アメリカ合衆国の航空機・宇宙船の開発製造会社)製のLRASM購入は、航空自衛隊の敵の射程圏外からの攻撃能力を高めることが目的。

日本の領域周辺における中国の行動が日増しに大胆さを増すなか、日本の防衛省は最大900㎞の射程距離を持つLRASMが、日本の南西方面から台湾にのびる南西諸島周辺に対する日本の防衛能力強化のために必須であるとしている。

アメリカのLRASM購入計画白紙化の可能性とともに、日本政府は航空自衛隊のF-15戦闘機の飛行隊を減らすことも検討している。


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翻訳者:斉藤彩香
記事ID:6102