新型コロナウイルス陽性の国体出場7選手、隔離期間終了前にエリアを離れる

2021年10月14日付 Kompas 紙
発表を行うブディ・グナディ・サディキン保健相
発表を行うブディ・グナディ・サディキン保健相
ジャカルタ、KOMPAS.com配信
ブディ・グナディ・サディキン保健大臣は、新型コロナウイルス陽性者である第20回国民体育大会(パプア国体)の7選手が、隔離期間終了前に地元へ戻ったと述べた。

このことは、月曜日に大統領事務局のYouTubeアカウントで公開された新型コロナウイルス対策の活動制限(PPKM)の評価に関連する動画で伝えられた。

「陽性と判明していた7選手が、隔離期間終了前に隔離エリアから離れていたことを確認した」とブディ保健相は月曜日の記者会見で述べた。

ブディ保健相によると、上述の7選手はすでにそれぞれの地元に、1名はタラカン市、2名はジャンビ市、3名はシドアルジョ県、1名はジョグジャカルタ市に戻った。

同保健相は、すでに地元に戻った7選手が再びそれぞれの地域で検疫を行うことができるよう、ジョコ・ウィドド大統領が指示したと伝えた。

「大統領の指示により、隔離期間終了に先立ち地元に戻ってしまったこの7選手は検疫を受けるか、到着地で隔離される」と同保健相は述べた。



ブディ保健相はまた、月曜日の時点ですでに83名が第20回国民体育大会(パプア国体)において新型コロナウイルスに感染したことを明らかにした。

ブディ保健相によると、新型コロナウイルスの感染は柔道、ローラースケート、モトクロス、アーチェリー、クリケットといったいくつかのスポーツ種目に集中している。

同保健相は、ジャカルタ首都特別州、東ジャワ州、中部ジャワ州、ジャンビ州、バリ州といった選手たちの出身州によっても感染に偏りがあると述べた。

同保健相は宿泊施設で感染が発生したのではないかと疑っている。なぜなら、宿泊施設の1室には4人を収容できるからだ。

「選手たちが滞在していた部屋はもっぱら、1室におよそ4人の選手が滞在しており、食事をする際も一緒であったためである」と同保健相は話した。


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翻訳者:跡部しずか
記事ID:6117