ASEAN とパートナー国、自然災害への対応能力の向上を約束

2021年10月15日付 VietnamPlus 紙
インドネシア西ジャワのブカシにおける大雨の後の浸水の様子
インドネシア西ジャワのブカシにおける大雨の後の浸水の様子
ASEAN とパートナー国、自然災害への対応能力の向上を約束


第9回AMMDMと第10回AADMER内各国会合では、開始したばかりの2021年から2025年段階のAADMERプログラム展開の進度が確認された。



第9回東南アジア諸国連合(ASEAN)災害管理閣僚会議(AMMDM)、第10回ASEAN防災緊急対応協定(AADMER)参加各国会議と関係会合が10月11日から14日まで開催された。

オンライン形式で開催された上記会議において、ASEANとパートナー国は域内での自然災害対応能力向上協力の促進の約束を再確認した。

共通会合形式での開催で、第9回AMMDMと第10回AADMER内各国会合では、開始したばかりの2021年から2025年段階のAADMERプログラム展開の進度が確認された。

今回の各会議ではいくつかの結果も確認し、その中には「ASEANの自然災害対応への展望:2025年以降の将来に向けた準備」という資料の公開、2021年から2025年段階のAADMERプログラムのウェブサイト上での監察・評価システム、ASEANの他の関連分野の各組織間の連携の促進過程に関する報告、自然災害管理におけるASEANと連携する各センター、組織のリストがある。

会議はまた、2021年から2025年段階の自然災害管理に関するASEAN-国連共同戦略行動計画、2021年から2025年段階の干ばつ対応に関するASEAN地域行動計画、そして2021年から2025年段階の自然災害管理における防衛、ジェンダー平等の促進、統合に関するASEANの枠組みの資料を公開した。

これらの各会議はまた、2021年から2025年段階のAADMERプログラムの十分かつ効果的な実施、「1つのASEAN、1つの対応」に関する宣言の実現と、自然災害管理に関するASEAN2025ビジョンの現実化のための戦略的方針を提示した。

この機会に際し、ASEANは対話パートナー国である中国と日本の二国とのAMMDMプラス会議も開催し、その中で再度、自然災害への対応能力育成と域内での災害リスクの軽減を目指すための思い切った協力の強化を確認した。

これに先立ち、第39回自然災害管理委員会(ACDM)会合、第2回ACDM-中国会合、第2回ACDM-日本会合、第1回ACDM-韓国会合、そして第16回人道支援と災害援助に関する共同事業グループ会合が開催された。(JTF-HARD)


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翻訳者:石塚鈴音
記事ID:6162