USAID、再生エネルギープロジェクトの推進でベトナムを支援

2021年10月29日付 VietnamPlus 紙
(写真:Getty Images)
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USAID、再生エネルギープロジェクトの推進でベトナムを支援


USAIDによると、財政支援の予算はINVESTプロジェクトを通じて供給される。これは投資家に対する障壁を減らす目標のためのUSAIDのグローバルイニシアティブの一つである。



アメリカ合衆国国際開発庁(USAID)は10月28日に、ベトナムの再生エネルギーに関する新しい三つのプロジェクトのため、86万米ドル相当の支援額を発表した。この報告は第4回インド太平洋ビジネスフォーラムにおいて示された。

USAIDによると、この新たな予算は、「経済を持続的に成長させるための重要な原動力」の一つとみなされている「ベトナムにおける再生エネルギーの発展に向けた民間投資の増大の促進」プロジェクトの開発者が取引に際するコストやリスクを軽減するための現在の努力を支援するものである。

発表された新たな予算は、ザーライ省の株式会社TSVと株式会社Asia Renewablesによる海上風力発電所、クアンガイ省リーソン島にあるINGINE Pacific社による沖合の波力発電技術の実験、およびチャービン省とカーマウ省にあるBamboo Capitalグループ(BCG)による風力発電所の支援に使われる。

USAIDによると、財政支援の予算はINVESTプロジェクトを通じて供与される。これは投資家に対する障壁を減らす目標のためのUSAIDのグローバルイニシアティブの一つであり、これを通じて、高いインパクトを持つ各分野に民間資本の流れを取り込み活用するための好条件が整えられる。

USAIDによれば、成長段階にある民間部門と国際的な輸出・製造を基に、ベトナムは、「東南アジア地域において最もダイナミックな新興経済の一つ」となっている。しかし、エネルギーやインフラ、医療分野に対する現在の投資規模では、「成長スピードに追いつき国家の発展目標に応えるには十分ではない」。


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翻訳者:秋山由莉奈
記事ID:6172