ベトナムとカンボジアの全面的協力関係、絶えず発展


ノロドム・シハモニ国王は、グエン・フイ・タン氏がカンボジアの大使に任命されたことを歓迎し、2国間の団結と長年の伝統的な友好関係の意義を強調した。



10月25日午前、グエン・フイ・タン駐カンボジアベトナム大使は、ノロドム・シハモニカンボジア国王に国家主席の信任状を捧呈する式典を行った。

プノンペンのベトナム通信社記者によると、シハモニ国王は、グエン・フイ・タン氏がカンボジアの大使に任命されたことを歓迎し、2国間の団結と長年の伝統的な友好関係の意義を強調し、高いレベルでの相互訪問を通し2国間の全面的協力関係が絶えず発展していること、省庁間の関係や各分野での協力が拡大していることを目の当たりにできる喜びを表明し、双方に利益をもたらすために、双方が達成した結果を維持し発揮することを望むとした。

シハモニ国王はまたベトナムの全面的な発展を高く評価し、グエン・フイ・タン大使が任期を成功させ、カンボジアとベトナムの両国関係に多くの前向きな貢献をすることを確信するとした。

信任状捧呈式におけるスピーチで、グエン・フイ・タン大使は、カンボジアのベトナム大使に任命された栄誉を表明し、シハモニ王のベトナムの国と人々への友情と関心、そして2国間の長年の団結、友好関係に深く感謝し、2国間の全面的な協力関係が絶えず強化され発展していることを嬉しく思うとした。

大使は、カンボジア国民が成し遂げた大きな成功、特に新型コロナウイルスを防ぐ戦いの中で全カンボジア国民が心を一つに力を合わせてあらゆる困難や課題を乗り越えたことに対する感服と高い評価を表明した。大使は、シハモニ国王の英明な統治、上院、国会、カンボジア政府の賢明な指導の下で、カンボジアの人々は引き続き平和で安定し、発展して繁栄するカンボジア王国の建設の過程でより大きな成功を収めるものと確信するとした。

大使は、2国間と2民族間の長年にわたる伝統的な関係の強化、良好な隣国関係への貢献、2国間の伝統的な友好、包括的で長期に持続可能な協力がますます強く、深く、効果的に発展することに、最善を尽くして努力すると述べた。

この機会に、グエン・フイ・タン大使は、シハモニ王と皇太后へのベトナムの上級指導部からの最大級の挨拶と祝辞を伝えた。

国王は皇太后の代理としてベトナムの上級指導部に深い感謝の言葉を伝え、ベトナム国民が国の発展と建設の過程でより大きな新しい成果を引き続き達成することを望んだ。

グエン・フイ・タン大使は、1962年にバクニンで生まれ、1980年から1987年の時期に、カンボジアのベトナム専門家チーム事務局の通訳を務めた。

彼は1987年から、中央対外委員会で様々な役職で業務を担当してきた。ベトナム駐カンボジア大使を務める前は、中央対外委員会常任委員会副委員長を務めていた。