COVAXファシリティを通じ、米国政府からファイザー製ワクチン150万回分を受領


10月4日の午後、外務省は米国政府の支援を受けCOVAXファシリティによって提供された150万回分のファイザー/バイオンテックコロナワクチンの贈呈状を受領する式典を開催した。



10月4日の午後、外務省は米国政府の支援を受けCOVAXファシリティによって提供された150万回分のファイザー/バイオンテックコロナワクチンの贈呈状を受領する式典を開催した。

式典には、ベトナム側からダン・ホアン・ザン外務次官をはじめ外務省の各担当部署の代表が出席した。

国連側からは、世界保健機関（WHO）暫定常駐調整官兼代表のパク・キドン氏、国連児童基金(UNICEF)代表のラナ・フラワーズ氏、国連常駐調整官事務所代表の梅津伸氏が出席した。

米国からは、米国大使館のクリストファー・クレイン臨時代理大使、疾病予防管理センター(CDC)のエリック・ジウバン所長、米国国国際開発庁（USAID）マリカー・ヤスティショック所長が出席した。

式典のスピーチでダン・ホアン・ザン外務次官は、ベトナムが国民のワクチン接種を推進する必要がある中で、COVAXファシリティと米国政府及び国民の貴重でタイムリーな支援に感謝し、これを高く評価した。

この支援は、ベトナムが効果的に流行をコントロールし、安全に適応していき、「ニュー・ノーマル」な段階に移行するのに貢献している。

次官は今回の提供により、COVAXは合計1400万回分のワクチンをベトナムに供給しており引き続きベトナムの主要なワクチン提供者であること、また米国はCOVAXファシリティの主要な支援者であると同時にベトナムにこれまで合計750万回分のコロナワクチンを提供した最大のコロナワクチン提供国であることを強調した。

次官はこの機会に、国連機関、特に世界保健機関、国連児童基金、及び米国による医療品、ベトナムの医療従事者などの病気の予防・管理能力の向上における効果的な支援を高く評価し、今後とも、社会経済の回復と発展の過程においてこの重要な支援とともにアドバイスを受け続けることを期待すると述べた。

国連機関を代表してパク・キドン博士はCOVAXファシリティの各スポンサーに感謝し、特に優先するべきグループとコロナの症例数が多い地域においてワクチン接種を推進する戦略をとったベトナムの努力を高く評価した。

パク博士は経済活動を再開する際には5K+ワクチンに引き続き注力をする必要があると強調した。ユニセフの代表であるラナ・フラワーズ氏は子どもたちを学校に通わせたり、社会問題に取り組むなど、今後もベトナムを支援していくと述べている。

在ベトナム米国大使館のクリストファー・クレイン臨時代理大使は、米国政府がベトナムや他の国々が早くパンデミックを乗り越え、より良い復興ができるように支援を続けていくと述べた。