ロシアのG20サミットへの不参加を強く求める西側諸国に対し、中立的な態度を守り続けるインドネシア

2022年05月03日付 Kompas 紙
ワシントンD.C.・Kompas.com配信ーインドネシアは、来たる11月のG20サミットへのロシアのウラジーミル・プーチン大統領およびウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の招待に際して、アメリカの反対に直面している。

今年のG20の議長国であるインドネシアは、アメリカに代表される西側諸国の重圧の下にある。

西側諸国はロシアのウクライナ侵攻後、ロシアをG20への参加から排除しようとしている。

しかしながらインドネシアは、依然としてどちらにも肩入れしないという態度でこの状況に臨むべきであるという意見である。

「私はゼレンスキー大統領にG20への参加を促した。」とジョコウィ大統領は述べている。

AFPによると、これは公平性を取るためにウクライナの参加を許可したジョコウィ大統領をはじめとする大統領らによって圧力をかけられたことによりたどり着いた妥協点である。

プーチンは電話でジョコウィとバリ島で開催される首脳会議に参加する旨を確認した、と国営放送でインドネシアの指導者は語った。

ロシアはG20の加盟国であるが、ウクライナはそうでない。

バイデン政府は、2022年4月29日金曜日にプーチンの招待についての見解を明らかにした。
「バイデンは、G20に出席するプーチン大統領に対して、反対意見を表明した。
私たちは、ウクライナの出席を快く歓迎する」とバイデンの秘書は報道で述べた。

「私たちは、すでに、ロシアが公私の一部になるべきだと、私たちは考えていないという見解をすでに伝えた。」とそこには書かれており、ワシントンは、招待が「侵略の前に」発行されたことを理解したと付け加えた。

国務省の副スポークスウーマンであるジャリナ・ポーター氏は、「米国は、ロシアが国際社会や国際機関に参加することについて、G20がいつも通りになることはないと信用し続けている」と述べた。

彼はアメリカがまだ参加をするかはコメントしていない…

一方ゼレンスキーはジョコウィとの電話に続いて、水曜日にインドネシアから首脳会議に招待されたことをツイートで発表した。

ジョコウィは木曜日(2022年4月28日)にロシア大統領と会談をし、「プーチンは G20の首脳会議 への招待のことでインドネシアに対して感謝をしており、出席するつもりだと言っている」と述べた。

ロシアのG20サミットへの不参加を強く求める西側諸国に対し、中立的な態度を守り続けるインドネシア


ワシントンD.C.・Kompas.com配信
インドネシアは、来たる11月のG20サミットへのロシアのウラジーミル・プーチン大統領およびウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の招待に際して、アメリカの反対に直面している。

今年のG20の議長国であるインドネシアは、アメリカに代表される西側諸国の重圧の下にある。

西側諸国はロシアのウクライナ侵攻後、ロシアをG20への参加から排除しようとしている。

しかしながらインドネシアは、依然としてどちらにも肩入れしないという態度でこの状況に臨むべきであるという意見である。

「私はゼレンスキー大統領にG20への参加を促した」とジョコ大統領は述べている。

AFPによると、これは公平性を取るためにウクライナの参加を許可したジョコ大統領をはじめとする大統領らによって圧力をかけられたことによりたどり着いた妥協点である。

プーチンは電話でジョコウィとバリ島で開催される首脳会議に参加する旨を確認した、と生放送された演説の中でジョコ大統領は述べた。

ロシアはG20の加盟国であるが、ウクライナはそうでない。

バイデン政府は、2022年4月29日金曜日にプーチンの招待についての見解を明らかにした。

「バイデンは、G20に出席するプーチン大統領に対して、反対意見を表明した。
私たちは、ウクライナの出席を快く歓迎する」とバイデンの秘書は報道で述べた。

「私たちは、我々は公私を問わず、ロシアの参加は望ましくないという見解であることをすでに伝えている」とそこにはあり、ワシントンは、ロシアへの招待は「侵略以前」に出されたものであると理解すると加えられていた。

国務省の副スポークスウーマンであるジャリナ・ポーター氏は、「米国は、ロシアが国際社会や国際機関に参加することについて、G20がいつも通りになることはないとひたすら確信している」と述べた。

彼はアメリカが参加するか否かはコメントしていない。

一方ゼレンスキー大統領はジョコ大統領との電話に続いて、去る4月27日にインドネシアから首脳会議に招待されたことをツイートで発表した。

ジョコ大統領は去る4月28日にロシア大統領と会談をし、「プーチンは G20の首脳会議 への招待のことでインドネシアに対して感謝をしており、出席するつもりだと言っている」と述べた。

会談の中で、プーチンはG20の議長国であるインドネシアの成功を願っていたとクレムリンの代理人であるドミトリー・ペスコフ氏は述べた。

「しかし今のところ、ロシアの参加の方針か否かを伝えるのは早すぎる」と彼は語った。

西側諸国は、2月の軍事攻撃の開始以来、ロシアを外交的に孤立させようとしてきた。

ワシントンで行われた4月のG20財務大臣会合では、世界の主要な経済グループ内の深い分裂が露呈し、米国と一部の同盟国はロシアの参加に抗議するために交渉をボイコットした。

それでも、インドネシアは、ほとんどの主要な発展途上国と同様に、中立的な立場を維持しようとしている。

ジョコ大統領は去る4月29日に、インドネシアはゼレンスキーの要請に応じてウクライナに武器を送るのではなく、人道支援を提供すると述べた。


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翻訳者:青木葉新
記事ID:6326