ウィンマナー村内に多数地雷が仕掛けられ、住民が帰還できず。地雷探知機が必要に。

2022年05月08日付 その他 - バーマアソシエーテッドプレス 紙
ザガイン、5/7

カニーPDF(国民防衛部隊)(第1)所属の責任者の一人は、ザガイン管区カニー郡のウィンマナー警察署から軍人と警察官らは退却したものの、村内に多くの地雷が埋められているため村民は依然帰宅できていないと述べた。

「多くの地雷が仕掛けられている。例えばキン村では人が住んでいる家の中に地雷を仕掛けていた。自分の家に帰り玄関のドアを開けた時、ドアにスイッチ式の地雷 が仕掛けられていたために住民の一人が亡くなってしまった。誰も怖くてすぐには中に入れない」

村内で戦闘が発生し死者も出たため、護呪経の読経と地雷探索が終わらないと村民は帰還することができないとのことだ。

5月4日早朝5時、ウィンマナー警察署から軍人と警察官、警察官の家族 計80人ほどが警察署内の兵営を放棄し退却した。その後、兵営へPDF(国民防衛部隊)の隊員が向かっていた際、軍が仕掛けた地雷を踏み2名が負傷した。

PDFカニー支部(第1)所属の責任者の一人は、以上のような状況を踏まえ地雷を探す地雷探査機が必要になっていると述べた。

ウィンマナー村落区は千戸を超える世帯、5千人以上の人口を擁しているが、村民は軍の進駐のために約3ヶ月の避難を余儀なくされている。

PDFカニー支部(第1)所属の責任者は、現在までにカニー郡内のキン村、チャウンマ村、ラーボ村とウィンマナー村の警察署を無力化したため、郡内の無力化されていない警察署はカニー市警察署のみであるということ、そしてカニー中央警察署の無力化が仮に完了すれば、カニー郡は完全に民主派の支配地になると供述した。

AP通信ミャンマー支部

写真のキャプション – ウィンマナー警察署をPDF(国民防衛部隊)隊員が無力化。
写真 – PDF(国民防衛部隊)


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翻訳者:H.K
記事ID:6338