ミャンマー、国土の平和構築を決意

2022年04月22日付 VietnamPlus 紙
3月27日、ミャンマーの首都ネーピードーにおいて第77回国軍記念日の軍事パレードに参加する軍用車。(写真:AFP/TTXVN)
3月27日、ミャンマーの首都ネーピードーにおいて第77回国軍記念日の軍事パレードに参加する軍用車。(写真:AFP/TTXVN)
ミャンマー、国土の平和構築を決意


ミャンマーのミン・アウン・フライン国家統治評議会議長は、ミャンマーの政府と国軍は少数民族武装勢力(EAO)が提案し続けている連邦制民主連合を設立する約束をしたことを確認した。



4月22日、ミャンマーのミン・アウン・フライン国家統治評議会(SAC)議長兼国軍司令官は、国土の平和構築に関する協議に少数民族武装勢力(EAO)を招待した。

スピーチの中で、ミン・アウン・フライン氏はミャンマーの政府と国軍はEAOが提案し続けている連邦制民主連合を設立する約束をしたことを確認した。

ミン・アウン・フライン氏は同時に、国土の現在の状況は国民が独立の意義をまだ完全に享受できていないことを示しており、現在の国内問題の主な原因は民族紛争から生じた武力衝突であることを認めた。

ミン・アウン・フライン国軍司令官は、「我々がこれらの問題を解決して初めて、我々は独立と民主主義の本質を十分に享受することができる。そのため、私は、2022年を和平の年にすることを目標に掲げ、全土の武力衝突を終わらせるために努力する」とはっきりと述べた。

ミン・アウン・フライン氏は、「実質的かつ効果的に武力衝突を終わらせるために、私はEAOの全指導者を和平協議に招待する」とはっきりと述べた。

ミン・アウン・フライン氏によると、和平協議の開催時期はEAOの指導者との話し合いの後に決定されるが、5月9日より後になることはないという。

2015年10月に全国停戦協定(NCA)が提唱されてからこれまでに、10の少数民族武装勢力グループがミャンマー政府と全国停戦協定を結んだ。


【写真】3月27日、ミャンマーの首都ネーピードーにおいて第77回国軍記念日の軍事パレードに参加する軍用車。(写真:AFP/TTXVN)


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翻訳者:鎌野天衣
記事ID:6364