ベトナムはウクライナ人を支援する人道活動を支持する


ドアン・カック・ヴィエット副報道官は、直ちに武力使用を止め、秩序の確保および市民の安全を保証し、重要インフラ施設を守り、国際人道法を尊重しこれを履行する必要があると主張した。



5月12日午後、外務省の定例記者会見において、ベトナムがウクライナへ50万米ドルの人道支援を行った件について詳細を知らせるよう求めた国営ベトナム通信社（TTXVN）記者からの質問に答え、外務省のドアン・カック・ヴィエット副報道官は、ベトナムはウクライナでの最近の変化による人道状況に対する国際社会の深い懸念を共有していると述べた。

ヴィエット副報道官は、直ちに武力使用を止め、秩序の確保および市民の安全を保証し、重要インフラ施設を守り、国際人道法を尊重しこれを履行し、人道的にアプローチする環境を作り、ベトナム人コミュニティをはじめ、ウクライナにいる外国人コミュニティを避難させる必要があると主張した。

「ベトナムは、ウクライナの戦況によって影響を被る人々を支援するための各国、国連、国際パートナーの人道活動を支持する。この考えに立ってベトナムは、国連の呼びかけに応じ、50万米ドルを寄付することを決断した。このうち10万米ドルは国連中央緊急対応基金(CERF)に、10万米ドルは世界保健機関(WHO)に送られ、10万米ドルは国連児童基金(UNICEF)に、そして20万米ドルはベトナム赤十字社を通してウクライナ赤十字社に送られ、ウクライナ紛争によって影響を被る人々への支援、人道救援活動の展開に貢献する」 とヴィエット副報道官は述べた。


【写真】記者会見でマスコミの質問に答える外務省のドアン・カック・ヴィエット副報道官