国連、ベトナムのエネルギー転換の推進を支援することを確認

2022年05月20日付 VietnamPlus 紙
【写真】ダクソン県(ダクノン省)ナムビン1風力発電プロジェクトの全景(写真:国営ベトナム通信社)
【写真】ダクソン県(ダクノン省)ナムビン1風力発電プロジェクトの全景(写真:国営ベトナム通信社)
国連、ベトナムのエネルギー転換の推進を支援することを確認


ファム・ミン・チン首相への書簡の中で、アントニオ・グテーレス国連事務総長は、国連として、2040年までに徐々に石炭火力発電を廃止するとのベトナムの取組みを完全に支援することを確認した。



5月18日(現地時間)、国連常駐ベトナム代表団団長のダン・ホアン・ザン大使との協議において、国連事務総長付き気候変動特別顧問のセルウィン・ハート国連事務総長補佐官は、国連として、ベトナムと先進国首脳会議(G7)との間のエネルギー転換に関するパートナーシップの樹立を支援する用意があることを確認した、アントニオ・グテーレス国連事務総長発ファム・ミン・チン首相宛ての書簡を手交した。

書簡の中で国連事務総長は、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)においてベトナムが、2050年までに石炭火力発電を0にして国内の石炭消費を減らしていくとの力強いコミットメントを打ち出す決定を行ったことを歓迎し、2040年までに徐々に石炭火力発電を廃止するとのベトナムの取組みを完全に支援することを確認した。

グテーレス事務総長は、先にG7各国がエネルギー転換に関するパートナーシップの樹立にあたりベトナムを優先すると合意したことを歓迎している。

ザン大使は、国連と国連事務総長個人によるベトナムへの支援に感謝し、早期に政府首相へ書簡を手渡し、この問題について、引き続きセルウィン・ハート事務総長補佐官と国連の各機関と共に緊密に連携していくことを強調した。


【写真】ダクソン県(ダクノン省)ナムビン1風力発電プロジェクトの全景(写真:国営ベトナム通信社)


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翻訳者:キム ジュヒョン
記事ID:6393