ベトナムと香港特別行政区の関係は強力に発展

2022年06月09日付 VietnamPlus 紙
会見で発表する外務省のレー・ティ・トゥー・ハン報道官(ベトナム通信社)
会見で発表する外務省のレー・ティ・トゥー・ハン報道官(ベトナム通信社)
ベトナムと香港特別行政区の関係は強力に発展


レー・ティ・トゥー・ハン報道官は、ベトナムと香港の間の、特に経済、貿易、投資、金融、旅行の分野における協力はとどまることなく発展していくだろうと述べた。



6月9日午後、外務省の定例会見でレー・ティ・トゥー・ハン報道官は、ベトナムと香港(中国)間の経済、貿易、投資について、近年の協力関係と今後の協力の可能性を評価し、近年、ベトナムと香港特別行政区間の関係は強力な発展段階を記録し続けてきたと述べた。

特に、経済、貿易、投資、旅行の分野が注目に値する。2021年は新型コロナウイルスの流行が複雑化したにもかかわらず、ベトナム・香港間の貿易は成長の勢いを維持した。ベトナム・香港の輸出入総額は136億ドルに達し、2020年の同時期と比較して18%増加している。

香港は現在、ベトナムにとって5番目の投資国である。それに加え、ベトナムも香港の7番目に大きな貿易相手国になっており、ASEAN内では2番目の貿易相手国である。新型コロナウイルスのパンデミック前、双方を往来する人々の数は増加の一途だった。ベトナム香港間のフライトは毎日約20便あった。

また、同報道官によると、2019年の香港からベトナムへの旅客はのべ5万人以上あり、質の高い顧客源のひとつであった。

「双方にとってとても大きな協力の可能性と、新型コロナウイルスのパンデミック後の復興の需要をふまえ、ベトナム香港間の、特に経済、貿易、投資、金融、旅行の分野での協力がとどまることなく発展していくことを信じるとともに、双方に実益をもたらし、地域の協力と発展に資することを望みます」とレー・ティ・トゥー・ハン報道官は強調した。


【写真】会見で発表する外務省のレー・ティ・トゥー・ハン報道官(ベトナム通信社)


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翻訳者:飯野眞音
記事ID:6418