日本、ロシアとの液化天然ガスプロジェクトを放棄しないと宣言

2022年05月31日付 VietnamPlus 紙

日本、ロシアとの液化天然ガスプロジェクトを放棄しないと宣言


日本の三井物産がサハリン2プロジェクトにおける12.5%の株式を、同じく日本の三菱商事が10%の株式を、ロシアのガスプロムグループが50%の株式を保有している。



スプートニク通信によると、5月31日、日本の萩生田光一経済産業大臣は、日本とロシアの共同事業であるサハリン2液化天然ガス(LNG)プロジェクトを放棄せず、継続していく意向を示した。

萩生田大臣は、国会の委員会で「(プロジェクトから)どけと言われてもそのつもりはない。サハリン2プロジェクトは、先人が苦労して獲得した権益である。土地の所有主はロシアかもしれないが、借地権や液化、輸送プラントは日本政府および日本企業が保有している」と明言した。

サハリン2プロジェクトは、世界最大の輸出志向型石油・ガス複合プロジェクトの1つであり、ロシアにとって初めてのオフショアのLNGプロジェクトでもある。

現在日本では、三井物産がこのサハリン2プロジェクトにおける12,5%の株式を保有し、三菱商事が10%の株式を保有している。一方、ロシアのガスプロムグループは50%の株式を保有している。


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翻訳者:高橋海洋
記事ID:6423