ウクライナ戦争の影響を受けた地、イルピンへ向かうジョコ大統領

2022年07月02日付 Kompas 紙
去る6月29日の現地時間8時50分頃、ウクライナ・キーウ中央駅1番線に到着したジョコ・ウィドド大統領とイリアナ夫人。
去る6月29日の現地時間8時50分頃、ウクライナ・キーウ中央駅1番線に到着したジョコ・ウィドド大統領とイリアナ夫人。


ジャカルタ・Kompas.com配信ー
ジョコ・ウィドド大統領は6月29日、瓦礫の山と化したウクライナ・イルピン市の住宅地を訪れる予定だ。その住宅地は戦争の結果壊滅した。
そのことは、Twitterの公式アカウント@jokowiにおいてインドネシア時間の29日夕方頃に確認された投稿で伝えられた。
その投稿でジョコ大統領はまた、キーウ市のウスムクライナ内分泌・臓器移植・内分泌組織科学外科センター訪問計画についても知らせている。

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「本日、マリンスキー宮殿でウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談する前に、イルピンの廃墟となった住宅地を訪れるつもりだ」とジョコ大統領は述べた。
「続いて、キーウにある、ウスムクライナ内分泌・臓器移植・内分泌組織科学外科センターを訪れる」と同大統領は述べた。
その投稿の中で同大統領はまた、彼と限られた側近でポーランドからウクライナまで11時間かけて移動する道中であることを伝えた。

その列車での道のりは、障害なく順調に続いた。
「ポーランド・プシェミシルからウクライナ首都へ向かう11時間に及ぶ列車移動は滞りなく順調でした。我々が現地時間8時50分頃、キーウ中央駅1番線に到着すると、ウクライナ当局者数人が迎えてくれました」とジョコ大統領は語った。
現地時間の去る6月28日夜、ジョコ大統領とイリアナ・ジョコ・ウィドド夫人の一行はポーランドを出発し、ウクライナに向かった。

大統領官房からの発表によると、2人はポーランドのプシェミシルにあるプシェミシル中央駅の4番線から出発した。
ジョコ大統領とイリアナ夫人と限られた側近を乗せた列車は、去る6月28日の夜、現地時間のちょうど21時15分にウクライナのキーウに向けて出発した。
大統領は公式のTwitterとInstagramのアカウント@jokowiを通じて、出発に関する情報を投稿した。

彼はまた、平和的任務は善意のもと開始されたため、ジョコ大統領はそれがスムーズに実行されることを期待していると述べた。
「ポーランドのプシェミシル市にあるプシェミシルグロウニー駅の4番線から、私と限られた側近は、21時にウクライナのキーウ行きの電車に乗った」と同大統領は書いている。
「私たちは善意のもと、この平和的任務を開始した。順調にいきますように」と同大統領は言った。


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翻訳者:服部可奈
記事ID:6429