中国、国内で建造された3隻目の空母が進水

2022年06月17日付 VietnamPlus 紙
【写真】(出典:chinesestories.net)
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中国、国内で建造された3隻目の空母が進水


複数の情報筋によれば、空母福建は水蒸気カタパルトの代わりに電磁式カタパルト(EMALS)を使っており、この空母は完全に中国により設計、建造されたものであるとされる。



新華社通信は、中国が6月17日朝、上海で3隻目の航空母艦を進水したことを報じた。

空母は福建と命名され、完全に中国によって設計、建造された。

中国は数年前から空母福建の建造を進めてきた。空母は電磁式カタパルトを装備しており、空母遼寧や空母山東に装備されているような旧式の飛行甲板の設計とは全く異なる。

複数の情報筋によれば、空母福建は水蒸気カタパルトの代わりに電磁式カタパルト(EMALS)を使っており、この空母は完全に中国により設計、建造されたものであるとされる。

これまで、唯一電磁式カタパルトを装備しているのはアメリカの空母ジェラルド・R・フォードのみであり、それによってより多くの武器を搭載した、より速い戦闘機を展開することを可能にした。

進水後、空母福建の船体に水漏れがなければ、艤装の工程が開始される。

この工程では複数回に亘り試験が行われる。そのため空母は、海上での試験運用の前に一定期間岸壁で係留する予定である。

中国が最初に建造した空母遼寧は、ウクライナから購入した古い軍艦を改修したものである。

空母遼寧が2012年に就役した後、中国軍は初の国産空母である空母山東を、2019年12月に就役させた。

これまで、軍用兵器を持つ最も基本的な戦闘の準備段階に相当する初段階の戦闘力を達成していたのは、空母遼寧のみであった。


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翻訳者:飯野眞音
記事ID:6465