マンダレー、ミャイーナンダー住宅で宿泊者名簿を調べられ、一部の若者が逮捕

2022年11月11日付 その他 - ミャンマープレスフォトエージェンシー 紙

2022年11月11日 MPA010

マンダレー管区チャンミャタージー区にあるミャイーナンダー低価格住宅に、テロリスト軍評議会が大勢で調べに入り、宿泊者名簿を取り調べ、何人かの若者が逮捕されたことを近隣住民が述べた。

11月10日夜10時から住宅の出入口の一部が閉鎖され、テロリスト軍の兵士らが宿泊者名簿を調べた。そして、取り調べの際にMa Ma26地区11号棟に住む警備会社に勤める約20人の若者が、宿泊者名簿を届け出ていないという理由で逮捕されたとのことだ。

「Ma Ma26地区1号棟から10号棟まで全てを調べた。その若者たちが集まって住んでいた部屋は宿泊者名簿の届け出をしていなかったため逮捕されてしまった。若者は20人くらいいたと思う。そのあたり(に住んでいるの)は従業員が多い。突然、調べに来たというので、全員が心配した。このように閉鎖して調べるのは今回で2回目だ。前回調べた際は、人の出入りを1日中閉鎖して調べていた」と、地元住民の一人が述べた。

テロリスト軍評議会は、宿泊者名簿を調べている間に、護送車を含めファミリーカーをたくさん使用し、住宅の出入り口の内側で武器を持ち隠れて警備にあたっていたことを、目撃者が述べた。

住宅地内にある全ての建物を調べたのではなく、建物名を尋ね、Ma Ma19、26、15、16地区の建物を調べたとされる。

「電話が(疑わしくないかどうか)はっきりしなければ(はっきりしないものとして)調べていった。身分証明書番号が5/から始まる(訳註:5から始まる番号はザガイン管区で身分証明書の登録をしているという意味になる。また、現在ザガイン管区は民主派勢力が優勢となっているため、特に若者を反政府勢力と疑い取り調べているとも考えられる)のであれば、より調べられる。宿泊者名簿を届け出ていない一部の部屋を覚えておき、朝になったら地区管理事務所に来るように言った。罰金が課せられると言った」と、その地域の住民は話した。

マンダレーにおいてテロリスト軍評議会は、宿泊者名簿を口実に、逮捕者一人当たり30000チャットから50000チャットの罰金を要求しているとのことだ。

ミャイーナンダー低価格住宅は、以前政府によって開発され、国家公務員の多数と民間会社員の一部に銀行分割支払い方式で売却されていた


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翻訳者:MY
記事ID:6544