ベトナムと国連との協力関係


過去45年以上の中で、ベトナムと国連は良好な協力の成果を達成し、前向きなインパクトを与え、国連におけるベトナムの役割、発言力の強化、ベトナムの貢献ぶりを「刻む」ことに寄与している。



ベトナムと国連の協力関係

1977年9月20日　ベトナムが国連に正式加盟　


1977年～1986年
　第32回国連総会(1977年)で、戦後のベトナムの再建を支援するよう各国や各国際援助機関に呼びかける32/2号決議を可決。総援助額は5億米ドルに達する。

1986年～1996年
　国連のベトナムへの無償援助が6億3千万米ドルに達する。

1996年
　ベトナムは初めて包括的核実験禁止条約(CTBT)を批准国および軍縮会議(CD)のメンバーとなる。

1997年
　ベトナムは国連総会副議長職を担う。

1998年
　ベトナムは化学兵器禁止条約(CWC)の正式加盟国となる。

1998年～2000年
　国連の経済社会理事会(ECOSOC)のメンバー。

2000年～2002年
　国連開発計画（UNDP）/国連広報センター（UNFPA）の執行理事会メンバー。

2006年～2011年
　ベトナムへの国連援助は4億米ドル。

2008年～2009年
　国連安全保障理事会の非常任理事国。

2014年～2016年
　人権理事会のメンバー。

2014年
　ベトナムは国連平和維持活動に参加するために軍の派遣を開始。これまでに、ベトナムは士官・兵士を493回派遣し、第2野戦病院の運営を4回、1つの工兵部隊を展開した。

2015年5月
　ベトナムは国連のグリーンハウスを初めて建築した国となった。

2016年～2018年
　経済社会理事会（ECOSOC）のメンバー。

2017年～2021年
　双方は、1つの国連イニシアティブの枠組みにおけるベトナムと国連間の共同戦略プログラムを完了した。

2017年～2021年および2023年～2027年
　国際法委員会のメンバー。

2018年
　ベトナムは2018年に核兵器禁止条約に調印し、この条約を批准した10番目の国となった。

2020年～2021年
　国連安全保障理事会の非常任理事国。

COVID-10感染症
　これまで、ベトナムはCOVAXファシリティを通して6170万回以上のワクチン援助を受け(COVAXの当初の約束である3890万回分を超えた)、国連各機関から4500万米ドル相当の医療物資を受け取った

2022年10月
　ベトナムは2023年～2035年任期の国連人権理事会に選出された（2度目）。



協力の諸成果によって、依然として残された課題を克服し、双方の協力拡大と効果向上、ベトナム国の発展事業・ベトナムの国際統合・新たな時代における国連の役割向上に対するベトナムの貢献に向け積極的な支援を得るための、ベトナムと国連の共同の取組みに向けた環境が整備されるだろう。