ゼレンスキー大統領、G20サミットに出席|ジョコ大統領、IMF専務理事の「運転手」に

2022年11月16日付 Kompas 紙

(写真説明)
ブギーの運転手となり、国際通貨基金(IMF)のクリスタリナ・ゲオルギエバ専務理事ら数名のG20サミット代表団を食事会場まで運んだジョコ・ウィドド大統領

キーウ、Kompas.com配信
ウクライナのウォロディミール・ゼレンスキー大統領がG20バリサミットでオンライン演説を行ったというニュースが今回のグローバル人気ランキングのトップに躍り出た。G20サミットの昼休憩に向かう際に、ジョコ・ウィドド大統領(通称ジョコウィ)がIMFの代表らを先導したというニュースが次位に置かれている。グローバル・コンパス・ドットコムチャンネルで次に多く読まれている国際ニュースは、やはりG20に関連したものだ。その記事は、インドネシアがクリーンエネルギー開発のために310兆ルピアの資金を獲得したことに関するものである。

1.カーキのミリタリーシャツでおなじみのゼレンスキー、G20サミットでロシアとの戦争の終結を語る
ゼレンスキー大統領はG20バリサミットで演説を行い、首脳陣たちに向けて発言した。同大統領は、今がロシアの破壊的な戦争を終わらせるときであり、数千の命を救うときだと述べた。「私は、今こそロシアの破壊的な戦争を終わらせるべきであり、終わらせることができると確信している。これにより数千の命が救われる」と呼びか

2.IMF専務理事の「運転手」となりG20サミット休憩時の昼食に向かうジョコ大統領
去る11月15日バリで行われたG20サミットで、ジョコ大統領は各国の代表たちを乗せたブギーの運転手になったようだ。そのとき同大統領の運転で昼食に向かった人たちの中にはIMFのトップである専務理事のクリスタリナ・ゲオルギエバ氏がいた。Kompas.comの取材によると、同大統領は中部インドネシア時間の13:30に各国指導者たちのなかではじめに部屋をあとにしたようだ。
3.インドネシアG20サミットでクリーンエネルギー開発資金として310兆ルピア受け取る
インドネシアは、エネルギー移行とクリーンエネルギーの開発のために 200 億米ドル (約 311 兆ルピア) の資金を受け取った。 この発表は、去る11 月 15 日、インドネシアのバリ島ヌサドゥアで開催された G20 サミットでのジョー・バイデン大統領の演説で公表された。 バイデン大統領は、この資金は米国と日本を含む複数の国の連合から成る、公正なエネルギー移行パートナーシップ(JETP)の傘下から調達されたと述べた。
4.G20サミットの開幕、ジョコ大統領「我々は戦争を終結させなければならない」

去る11月15日、バリにおいて、同大統領は正式にG20サミットを開幕した。「G20の開催地となることはインドネシアにとっての名誉であり、私はみなさんとこの空間で一緒に座って会合を行うために、甚大な努力をしてきたのだと考えている」と同大統領は会合最初のセッション開始前に語った。その機会において、同大統領もG20参加国に対し戦争を止めるように呼びかけていた。

5.マレーシアを含む6カ国の要人、米国の政策に影響を与えるためホテル・トランプに滞在か
2017年から2018年にかけて、6カ国の要人一行が米国ワシントンのトランプ・インターナショナル・ホテルに滞在し、当時まだ大統領だったドナルド・トランプ氏の政権に影響を与えようとした。去る月曜日に発表された国民議会(DPR)監視委員会のレポート(2022 年 11 月 14 日)によると、6カ国の要人は、トランプ氏の所有するホテルで夜を過ごすために合計 750,000 ドル (116.6 億ルピア) を費やした。6か国とは、中国、マレーシア、カタール、サウジアラビア、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)であり、米国下院監視・政府改革委員会は、トランプ氏の元会計事務所であるマザースUSAから報告書を入手した。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:山本純華
記事ID:6548