ファラム郡での戦いのせいで有名なハート型の湖(別名)リー湖へ訪れる人がますます少なくなっている

2022年12月12日付 その他 - エーヤーワディタイムズ 紙

ファラム、12月12日

 チン州での有名な場所の1つであるリー湖があるファラム郡には軍のクーデター後2年近く訪れる人がますます少なくなっていることが地元住民からわかった。
 毎年クリスマス前の12月にはリー湖へあらゆる地域からやってくる人が多く賑やかであったが、今年12月は1日当たりの訪問者は5人くらいしかいないと地元住民は言った。
 「毎年12月になったらリー湖はあらゆる地域の人で賑わっている。1日で1000人近くの人がいる。今年の12月には1日に4,5人が来た。それも時による。リー湖のそばで飲食店を開いている人も戦いから避難している。このリー湖の近くには軍評議会の基地があり、いつ、どのように撃たれるかわからない」と地元住民男性の1人は本紙に語った。
 リー湖の近くにある軍評議会の基地から、重火器や小火器による見境ない攻撃が頻繁に行われているため、地元住人は戦火から逃れており、焼畑をする農民だけが引き続き暮らしていることがわかった。
 「現在リー湖は観光に関しては私達国民側としては安全だが、そのリー湖の周辺に集団でいると軍評議会に疑われて射撃されるおそれがある。普通の旅行でさえ、彼らの取り調べは厳しい。当分の間は、安全上リー湖を訪れるようなことはしないのが一番だ」と地域防衛部隊に参加している一人が本紙に述べた。
 リー湖はファラム郡の山間部でこれまで長年にわたって存在してきた3マイルほどの広さのハート型の湖で、国内観光客だけでなく、外国の観光客も訪れる世界的に有名な場所である。


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翻訳者:K.K.M, N.M.M
記事ID:6585