ベトナムと韓国の包括的戦略的パートナーシップ関係

2023年01月12日付 VietnamPlus 紙

ベトナムと韓国の包括的戦略的パートナーシップ関係


外交関係を樹立してから30年以上(1992年-2023年)を経て、ベトナムと韓国の二国間の関係は顕著な発展を遂げ、多くの重要で実質的、また効果的な成果をあげた。




■ベトナムと韓国の包括的戦略的パートナーシップ関係

・1992年12月22日
 外交関係樹立

・2023年1月12~18日
 韓国の金振杓(キム・ジンピョ)国会議長がベトナムを公式訪問



・1992年12月22日
 両国は大使級外交関係樹立の共同声明に署名。韓国はハノイに大使館を開設する
・1993年3月
 ベトナムはソウルに大使館を開設する
・1993年11月
 韓国はホーチミン市に総領事館を開設する
・1994年
 両国は文化協定に署名
・2001年8月
 両国は「21世紀のパートナーシップ」に関する共同声明を発出
・2002年
 両国は旅行協定に署名
・2009年10月
 両国は二国間関係を「戦略的協力パートナーシップ」に格上げする
・2012年
 外交関係樹立20周年記念を迎えた越韓友好の年
・2015年5月
 越韓自由貿易協定(VKFTA)に署名。2015年12月20日から正式に発効
・2022年
 両国は外交関係樹立30年周年を迎えて多くの活動を開催する
・2022年12月5日
 両国は二国間関係を「包括的戦略的パートナーシップ」に格上げする



■韓国はベトナムの最も重要なパートナーのうちの1つ

韓国はベトナムに投資している141の国と地域の中で1位(2022/12/20までに有効な案件の累計)    
809.7億米ドル(登録済資本の合計)→9,534案件

韓国はベトナムで2番目に大きいODA開発パートナー(日本に次ぐ)
・2012-2015年 韓国は優遇的条件付き借款として12億米ドルを援助
・2017年11月 双方は2016-2020の期間、15億米ドルの規模で越韓の信用枠組み協定を延長

韓国はベトナムで2番目に大きい労働力受け入れ市場(中国の台湾に次ぐ)
→48,000人の労働者が韓国で就労中

韓国はベトナムで2番目に重要で大きい観光市場(中国に次ぐ)
→ベトナム―韓国間の毎月の直行便数は1,000便

韓国はベトナムで3番目に大きい貿易相手国(中国とアメリカに次ぐ)
→2022年貿易総額863.8米ドル

在韓国ベトナム人コミュニティ→216,000人

在ベトナム韓国人コミュニティ→180,000人




2023年1月12~18日まで、ヴォン・ディン・フエ国会議長の招待により、韓国の金振杓(キム・ジンピョ)国会議長がベトナムを訪問した。

外交関係を樹立してから30年以上(1992年-2023年)、ベトナムと韓国の二国間の関係は顕著な発展を遂げ、多くの重要で実質的、また効果的な成果をあげた。

2022年12月5日、ベトナムと韓国は二国間関係を包括的戦略的パートナーシップに格上げした。これはきわめて重要な意義を持つ出来事であり、分岐点であり、また今後二国間の協力関係に大きな機会を開くだろう。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:キム ジュヒョン
記事ID:6608