スペインに衝撃的勝利で、日本はドイツをワールドカップ2022から排除


日本はカタールの地で2度目の衝撃を走らせ、2022ワールドカップベスト16に進出した。またグループEからのもう一枚の切符はスペインが手にした。



ドイツ相手に衝撃を走らせた後、日本代表チームはグループEにおける「生死」の戦いで、スペインを前に2-1で勝利し、引き続き予想外の事を成し遂げた。

互いに交代で入った堂安律と田中碧が、試合の前半でリードされていた流れを急激に覆す2点を決めて日本を助け、手柄を立てた。

「ガウル」の守備陣のミスを生かして、後半3分、堂安律はすかさずチャンスをつかみ、ペナルティエリアの外から相手のゴールキーパー、ウナイ・シモンを倒れこませるシュートを放ち、試合を振り出しに戻した。

そのわずか3分後、三苫からの懸命なパスから田中碧が空のゴールに軽々とボールを入れたが、このゴールは物議を醸した。しかし主審は、VAR判定後ゴールを認めた。

これに先立ちこの試合スペインが唯一勝ち取ったゴールである、前半11分のアルバロ・モラタによる先制シーンの1点が刻まれていた。

この信じがたい逆転劇の勝利によって、日本は3戦で勝ち点6を手にし、グループEのトップとしてワールドカップ2022ベスト16に進出した。

一方でスペインも、ドイツとの得失点差によって、幸運にもグループ2位でベスト16へ進出する権利を勝ち取った。

同時刻に行われた試合では、ドイツ代表チームがコスタリカ代表チームを前に、魅了するような逆転劇により4-2で勝利を奪い取った。

この試合では、セルジュ・ニャブリ、カイ・ハフェルツ(2得点)、ニコラス・フュルクルクらのドイツ代表の選手が得点を決めた。

3戦の後、スペインとドイツはともに勝ち点4を手にしたが、ルイス・エンリケ監督率いる軍団が得失点差６とドイツの１を上回った。

したがって、死のグループからベスト16ヘ進む2枚の切符は、日本とスペインが手にし、ドイツとコスタリカは、カタールの地での魅力的な試合の後で、競技をやめなければならなかった。

これにより、2014年のワールドカップチャンピオンとコスタリカが、2大会連続のグループステージ敗退となった。


【写真①】スペインを相手に衝撃を起こし、ベスト16への切符を勝ち取った日本【Getty Images】
【写真②】ワールドカップ過去2大会で連続のグループステージ敗退となったドイツ【Getty Images】