ヤンゴンのタクシー運転手らは自身の安全を心配している

2023年04月25日付 その他 - ミャンマープレスフォトエージェンシー 紙
2023年4月25日MPA紙 CJ006

クーデター後2年余りの間に、危険人物が乗客を装って暴力的に物を強奪する妨害行為に頻繁に出くわすようになってきているため、ヤンゴン市内で運行しているタクシー運転手としては、注意を払ったうえで運転していることが、タクシー運転手への調査によってわかった。

命の危険を心配するまでに暴力行為が多いので不安はあるけれども、生活のためにはどんなことがあっても車を出さなければならないため、一方では自分達の身の安全のためにそれ相応に準備をしなければならない、ということを口にする。

「気をつけていなければならない。人の様子を見て乗せなければならないのさ。少し暗くなったら、もう出ないようにしている。怖いというのはその通りだ。自分も武器を携えておかねばなくてはならない。タイヤを外すレンチもそばに置いておかなければならない。何かのときには自衛することができるように。抵抗しないわけにはいかないから」と、あるタクシー運転手はMPAに説明した。

先日4月12日に、男性タクシー運転手一人が行方不明になり、数日後にその遺体が発見されたという事件が起きている。

そのタクシー運転手の遺体は、車が発見された一翌日である4月14日の朝、インセイン区、チョーゴン西地区の雑木林の茂みの中で、刺し傷により亡くなっている状態で発見された。


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翻訳者:Y.A
記事ID:6628