メーソート病院において、ミャンマー人の子供たちに無料の心臓病検査

2023年05月25日付 その他 - ダウェイウォッチ 紙

5月25日

 タイ国メーソート総合病院にて18歳以下の心臓病に罹っているミャンマー人の子供たちに対し、来たる7月9日に無料で心臓レントゲン撮影と検査を行うということをBurma Children Medical Fund (BCMF)から知ることができた。
 タイ・ミャンマー国境にいる先天性心臓病に罹ったミャンマー人移民の子供を含む難民の子どもとタイ人の子ども全員に、その日の午前9時から午後3時まで無料検査を行うことがわかった。
 心臓病に罹っている子どもは全員、その日に直接来てみてもらうことができるが、学生診療所(メータオ・クリニック)に登録してから一緒に行き検査を受ければ一層良いとBCMFから知ることができた。
 上記の計画をBCMFはSave Blue Heart Foundationと共にメーソート総合病院、Kasemrad Prachachuen病院、小児心臓外科財団(PCSF)と共同で実施しているということがわかった。
 Save Blue Heart Foundation は、地方を巡回し心臓病のある子供たちにレントゲン撮影、検査や治療を行っている慈善団体である。
 子供達の両親については、証明として橋を渡ってきた通行証であれ、タイにある(身分)証明書類であれ、証明になるものがない場合であれ、来て検査できることをBCMFから知ることができた。
 「目的は、移民労働者であっても何であっても、主に私たちが尊重しているのは子供達だ。先天性の心臓病を持つ子供たちのためだ。ほかは何も決まりはない。先天性の心臓病をもつ子供たちを治療するという目的が主である」とBCMFのある医師が述べた。
 証明書類がないなら学生診療所(メータオ・クリニック)に先にあらかじめ登録してから来なければならず、診療所の手配に従って検査を受けに行かねばならないことを同医師が述べた。
 心臓のレントゲンを撮影し検査をし終えて、先天性心臓病があるが手術の必要がないなら、医者は薬を服用するよう指示することがわかった。
 もしも手術が必要ならば、両親の許可をもって、子供の状況に応じて、メーソート総合病院であれ、チェンマイやバンコクにある病院へ転院させてであれ、手術をしているということがわかった。
 今年1月29日に、心臓のレントゲンを撮影し検査をした子どもは合わせて104人おり、55人が手術を受ける必要があり34人が手術を受けることができたということを発表している。


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翻訳者:KT
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