サイクロン襲来後2か月経過も、ラカイン地域では緊急支援が必要なままであるとULA/AA

2023年07月15日付 その他 - ナリンジャラ 紙

サイクロン・モカの襲来から2ヶ月が経ったラカイン地域では復興活動が行われており、緊急支援が依然として必要であると、サイクロン・モカ緊急救援再定住委員会(ERRCA)が7月14日に発表した。

「サイクロン・モカによる被害を受けたラカインの住民への精神的、人員、資金による支援を行った全ての人々にサイクロン・モカERRCAは大きな栄誉を称えたい。同時に緊急に必要とされる支援とともに復興活動の多くがいまだ続いており、国民の皆様から人道的支援を可能な限りいただきたいことを重ねてお願いしたい」と声明に記されている。

サイクロン・モカERRCAは、組織における政治、行政、民間、軍事部門からの人的資源と資金に加え、サイクロンの被害を受けた人々のために人道的な慈愛の精神で国内外から寄付された寄付金で適切に運営できているそうだ。

そうしたことにより、サイクロンが襲来してから2ヶ月の間に避難所へ避難した人の規模は被災した全ての人の75%以上に上ると声明に記されている。

避難所にまだ避難していない人々が全員避難所にできるだけ早く到着できるように、休まず継続的に活動しているそうだ。

支援と復興活動を行うにあたり役立つように、サイクロン・モカに関する損害の規模の正しいデータをできるだけ早く入手できるようにし、差し迫って必要とされている被災者の衣食住を迅速に確保し、健康管理事業の支援を行なっていると声明に述べられている。

これに加え、雨季米や作物を時期通りに田畑を耕し栽培できるようにし、道路交通状況を適切にスムーズにすることを含め、自分たちのできることについて最善を尽くしているそうだ。

企業経営者、建築資材やさまざまな商品取引をする人たちは、建築資材や、米、油、塩などの基本的な食材、医薬品の価格を釣り上げて販売しないよう、適切な価格で販売するよう、非常に強く推奨している。

サイクロン・モカERRCAはアラカン統一連盟/アラカン軍(ULA/AA)によって、サイクロン・モカによって困窮に陥っているラカインの人々への復興活動を行うために設立された団体である。

(NN-23)


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翻訳者:H.N
記事ID:6718