首相、広島の原爆犠牲者を追悼

2023年05月21日付 VietnamPlus 紙
【写真①】ファム・ミン・チン首相はG7招待国首脳らと共に、広島平和記念公園の原爆死没者慰霊碑の前で写真撮影した。【ベトナム通信社】
【写真①】ファム・ミン・チン首相はG7招待国首脳らと共に、広島平和記念公園の原爆死没者慰霊碑の前で写真撮影した。【ベトナム通信社】
首相、広島の原爆犠牲者を追悼


5月21日の朝、ファム・ミン・チン首相はG7招待国首脳らと共に、広島平和記念公園を訪れ、広島の原子爆弾の犠牲者を追悼し献花した。



ベトナム通信社特派員によると、5月21日に日本の広島で開催されたG7先進国首脳会議のプログラムの中で、ファム・ミン・チン首相は招待国の首脳や国際機関の代表と共に、広島平和記念公園を訪れ、献花した。

広島平和記念公園では、招待国の首脳や国際機関の代表は広島に投下された原爆によって14万人が命を落とし、その中には子供たちが多く含まれたという解説を傾聴した。

日本の岸田文雄首相は、招待国の首脳や国際機関の代表を招き広島平和記念資料館を訪問した。

ここで、来賓は原爆が投下される前と原爆によって破壊された後の広島市の電子模型を見学した他、破壊された都市の写真や、投下後も残った遺物を見学した。

今年のG7首脳会議が広島市で開催されることにより、岸田文雄首相をはじめ日本政府は、核兵器の無い一つの世界という政治目標が確認できることを期待している。

G7の1年間で最大かつ最重要な行事が、原爆が投下された都市で開催されるのは今回が初となる。

広島平和記念公園は、世界が永遠に平和であることを願って、広島市中区(爆心地に近い場所)に建設された。

世界遺産に認定されている原爆ドームは、投下が起きた時の広島市の状態を示す広島平和記念資料館と共に、原爆投下の惨劇の痕跡を保存している場所である。

平和記念資料館の見学の後、ファム・ミン・チン首相や日本の岸田首相は他の首脳らと共に被災者を追悼して献花をし、記帳を行った。


その後のファム・ミン・チン首相との会談で湯崎英彦広島県知事は、ファム・ミン・チン首相とベトナムの上級代表団が広島を訪れ、平和記念碑に献花をしたことは、核兵器の無い平和な一つの世界への支持を確認することであったと強調した。


【写真①】ファム・ミン・チン首相はG7招待国首脳らと共に、広島平和記念公園の原爆死没者慰霊碑の前で写真撮影した。【ベトナム通信社】

【写真②】広島平和記念資料館を訪れ記帳を行うファム・ミン・チン首相。【ベトナム通信社】


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翻訳者:渕山基
記事ID:6740