ハマスとイスラエルの戦闘について、プラボウォ国防相は政府によるインドネシア人避難に言及

2023年10月11日付 Kompas 紙
プラボウォ国防相
プラボウォ国防相

プラボウォ・スビアント国防相は政府はガザ地区とヨルダン川西岸に住むインドネシア人の避難に努めると明言した。
その原因は、パレスチナのハマスとイスラエルとの戦闘が現在行われていることだ。少なくとも数千人が戦争によって亡くなった。
同相は去る10月9日、中央ジャカルタに位置する国防省で、「我々は現在避難活動に努めている」と述べた。
しかし、同相は今回のハマスとイスラエルの戦闘に対する、インドネシア政府の態度に関しては多くを語らなかった。
中東紛争に関する限定閣議を再度開催するかという問いに対しては、ただ頷くだけだった。
「今後の展開を見守ると同大臣は言った。

去る10月7日に起こったパレスチナの武装グループ、ハマスによるイスラエルへの衝撃的な攻撃は、世界の注目をさらった。
第一次パレスチナインティファーダ以来、ハマスとイスラエルは戦闘に関与している。
イスラエル政府が戦争を表明し、ガザ地区での爆撃を強化した後、9日の朝も南イスラエル戦闘は続いた。
これはハマスによる大規模な奇襲攻撃に対する報復だった。

CNNの報道によると、パレスチナ過激派ハマスによるイスラエルへの攻撃は去る7月10日現地時間午前6時30分頃に発生した。
ハマスはガザ地区から移動し、陸、海、そして、空からイスラエルに入った。 パラシュートを使用した者えいることが伝えられた。
イスラエル国防軍は約2200発のロケット弾がイスラエルに向けて放たれたと述べたが、ハマス側はその数が5000にまで達すると述べている。

ムハンマド・アル・デイフ・ハマス軍司令官は、この作戦は女性への攻撃とエルサレムのアル・アクサモスクへの冒涜、そしてガザ地区の包囲に対する反応であると述べた。
この攻撃を受け、イスラエルはガザ地区のいくつかの標的を攻撃する「鉄の剣作戦」を展開した。

イスラエル国防軍がハマスを標的とした軍事作戦を続ける中、同軍はガザ地区の民間人に対し、安全を確保するために居住地から直ちに退去するよう呼び掛けている。
ガザ地区内では、同軍の戦闘機の轟音が聞こえ、その後、大きな爆発音と黒煙が立ち上った。
同軍は8日、ハマスが使用していたとする10の塔を含むガザ地区の426にも及ぶ標的を攻撃したと発表した。


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翻訳者:木村啓介
記事ID:6761