イスラーマーバードを含め多くの都市において強い砂嵐により10人が死亡
2013年06月03日付 The daily Jang紙

強い突風と周辺の砂塵によって生活基盤がマヒ、通信システムが混乱、看板は落下、ラーワルピンディーでは台風の速度は138km、イスラーマーバードでは110km毎時であった
 ペシャーワル、チャールサッダー、シャベカダル、タフティ・バーイー、スワートなど他の地域で家や壁が倒壊し、多数の人々が重傷を負った。バーチャー・ハーン国際空港は急遽離発陸を停止
 イスラーマーバード、ペシャーワル(ジャング特派員)ラーワルピンディー、イスラーマーバードをふくめ、ハイバル・パフトゥーンハーのさまざまな都市で強い突風と周りの砂塵の暴風によって生活基盤がマヒしてしまった。また、通信システムが混乱してしまった。看z板は地面に落下し、木は根こそぎ抜かれていた。ペシャーワル、チャールサッダー、シャベカダル、タフティ・バーイー、スワートを含むハイバル・パフトゥーンハーの多くの地域で壁と屋根が落ち、他の場所では5人の子供を含めた10人は命の危険があり、多くがけがを負っている。気象庁によるとラーワルピンディーでは台風の速度は138km、一方イスラーマーバードでは110km毎時であり、この間、土と土埃のせいで西側は暗闇に覆われた。気象庁によるとのち24時間、ラーワルピンディー、イスラーマーバードを含めマーラーカンド、ハザーラ、ペシャーワル、コーハート管区、カシュミール、ギルギット・バルティスターンで土埃にまみれた強い風が吹いたことに加え雨が降る可能性もある。先日国で暑さが最も上がったのはダードゥーで、気温が摂氏48℃であった。ペシャーワルとその近郊地域では夕方に非常に強い砂嵐と暴風が吹いたことにより多くの日干し煉瓦づくりの家々の壁が崩れた。いくつかの地域では電気と電話システムが混乱してしまった一方、ペシャーワルの近郊地域では一枚の壁が崩れたことによって2人が死亡し、3人は重傷を負っている。負傷者には33歳のハーディム・ハサン、12歳のサブズ・アリーと15歳のサージドが含まれている。暴風によってバーチャー・ハーン国際空港は航空の往来を急遽延期し、空港を閉鎖した。暴風を理由としてペシャーワルの近郊地域、ブドゥベーラーのチョーレーザイー・パーヤーンでは一機のヘリコプターが緊急着陸をし、事故から間一髪まぬかれることができた。チャールサッダーとシャベカダルでは強力な砂嵐と暴風が破滅的に部屋の屋根と壁を崩したことによって女性と子供を含めた4人が死亡した。一方一人の女性を含め2人が重傷を負い、砂塵と暴風によってさまざまな家々の壁が崩れた。警察署の門も引き抜かれ、木々も根こそぎ抜かれて電気のシステムが混乱した。ミヤーンカリー地区では家の四面の壁が崩れることによって14歳のワカース(父親はラフマーン・サイヤド)、マッタ・ムガルヘールではアフマド・アリー(父親はザファル)、ムハンマド・シャーが、マッタ・ナレーホールでは5人の子供の母親たちが壁が崩れて、即死した。一方ダルヤーブ・コーローナで一人の青年と一人の老人が負傷した。タフティ・バーイーの多くの地域では壁が崩れたことによって一人の女児を含めた3人が死亡し、57人が負傷した。暴風によって電気と通信システムが混乱し、停電した。丈夫な木が電線にもたれかかったことにより電線が切れた。アシュラファーバード地域では壁が崩れたことによって65歳のヒクマト・シャーが、パルフーでは壁が倒れたことによって31歳のアフタル・ジャーンが死亡した。一方、ジャラーラ難民キャンプではバイクに乗っていたシャムシャード・ジャーンが、路上で木が倒れたことにより重傷を負った。ピールサドーとヤフコーヘーで壁と部屋が崩れたことによって2人の子供をふくめた6人が負傷した。一方ハーティヤーン地区では、壁が崩れたことにより2人が、ローンドホールで3人が、シェールガルで4人、ジャラーラで2人が負傷した。このようにしてすべての市場で往来が停止され、店舗の屋根が飛んだことによってさまざまな人がけがを負った。暴風によって所々の果樹園と収穫用野菜も大きく被害を受けた。シェールガルから、新聞記者によると57人が負傷した。スワートで強い雨、強風、暴風が破滅的な被害をだした。スワート川の水量が増加した。家々の壁が崩れたことによって一人の子供が死亡し他方、子供たちと女性を含め40人以上が負傷した。

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(翻訳者:高橋直暉)
(記事ID:135)