ナーズィマーバードで犯罪組織から紙片が届く。住民は恐怖に慄く
2013年06月23日付 The daily Jang紙

警察や治安部隊は黙したままと住民。訴えを出さずと警察署長。

カラーチー(スタッフ・レポーター)ナーズィマーバードの各地で、一般住民に対し犯罪組織から紙片が送り付けられている。支払いがない住民には殺害を仄めかす脅迫をも掛けられている。詳細によればナーズィマーバード第2区、第4区含めその他の地区で犯罪組織は住民の家々にミカジメ料を要求する紙片を配ったとのことで、これに応じない住民は殺害を仄めかす脅迫を受けたという。これらの地区では常習犯たちの動きも活発化しており、住民は恐怖に慄いている。住民は次のようにいう。ミカジメ料を取る連中やテロリストたちは、繁華街や結婚式場、市場からミカジメ料を徴収していたが、警察は沈黙したままであったので、今やミカジメ料をせしめる連中はナーズィマーバードの住民にまで紙片を送り付けて来るに至っている。このため住民は強い恐怖に苛まれているが、警察も治安部隊、その他の法執行機関も手を拱いたままであると。一方、ファリヤール・バッティー・ナーズィマーバード警察署長によれば、地域住民の訴えは一切受理したことがなく、それでもなお、ナーズィマーバードの各地でパトロール・カーによる巡回をより密にしており、私服警官も地域で活動しているという。

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(翻訳者:横銭翔太)
(記事ID:211)