2050年までにパキスタンの人口は3億5千万人に到達 国連
2013年07月13日付 The daily Jang紙

パキスタンの人口増加率はインド、バングラデシュ、スリランカ、マレーシアをも凌駕

イスラマバード(ジャング紙):─国連は、もし人口増加率がこのまま維持されると2050年にはパキスタンの人口は3億5千万人に到達し、世界で5番目に多い人口を抱える国家となると警告している。政府の統計によればパキスタンにおける人口増加率は2%を越え、これはインド、バングラデシュ、スリランカ、マレーシアをも凌駕している。パキスタンは人口の点では世界第6位に到達している。ある報告によれば、1950年には人口僅か25億を数えたこの地球は今や70億を超える人口を擁しているのである。急激な増加の一途を辿る人口の食糧需要を満たすこと、彼らに健康管理と雇用の便宜を図ることが日々、この世界にとって深刻な問題になりつつある。パキスタン人口統計局によれば現在国内の推定人口は約1億8千400万人であり、人口の点では世界第6位の国家なのである。人口というこの怪物はパキスタンに存在する資源を鵜呑みにしている。これに関してパキスタン政府の元チーフ・エコノミストのパルウェーズ・ターヒルは次のように述べる。現在国家経済はかなりの困難に取り巻かれているが、これは経済発展の速度は極めて鈍る一方、人口増加の速度がこれを凌駕しているからである、と。ある推定によれば国内で7千万が貧困の中で暮らしているという。

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(翻訳者:坂井志歩美)
(記事ID:223)