キーンジャル湖への汚染水混入に対する請願を受けて官房長官他に通告
2013年07月17日付 The daily Jang紙

コートリーとヌーリーアーバードの工場群から出た有害な水が湖に垂れ流し。取締りは皆無。高等裁判所への請願の中で。

カラチ(スタッフ・レポーター):-スィンド高等裁判所のグラーム・サルワル・コラーイー判事率いる2名より成る裁判官団は、キーンジャル湖への汚染水混入を阻止に手を拱いていることに対してスィンド州政府官房長官、同産業省事務次官、同農務省事務次官、スィンド州環境庁長官、ハイデラバード管区監督官、水道局局長に通知し、8月29日までの回答を求めた。
火曜日に、パキスタン人権団体(HRGP)の代表であるムハンマド・イルファーン氏は、公益に関わる憲法に基づく請願において次のように自身の見解を述べた。過去10年間コートリーとヌーリーアーバードにある工場群から出る汚染水がキーンジャル湖に垂れ流しとなり、それにより人命が大きな危険に晒されている。ガーローとタッターの住民に加えカラーチーの大きな人口がキーンジャル湖から供給される水を使用しているのである。それは上下水道局を通じて届けられるが、汚染水の混入により水棲動物が減少しており、また、キーンジャル湖から農地に引かれた水により作物にまで被害が及ぼうとしている。
関係機関は書面による報告を受けているにもかかわらず、汚染水の混入を阻止する一切の措置や取締りを講じていない。汚染水の流入により環境汚染も拡大している。水棲動物の減少によっておよそ5万人の漁師たちも職を失う状況となっている。上級裁判所に要望する、キーンジャル湖への汚染水混入をくい止めるため、被告たち(業者)に命令を発せよ。

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