デング熱がカラチで猛威を振るっている。カラーチー管区行政長官は本日、緊急会議を召集。
2013年09月02日付 The daily Jang紙

様々な企業に支援を要請。8月だけで327人の感染者が報告。SMSを通じて警戒が呼びかけられる模様。

カラーチー発(スタッフ・レポーター):-カラーチーでは不十分な衛生状態と薬剤散布の不徹底さのため、デング熱が猛威を振るっており、今やその犠牲者は医師にも及ぶ勢いである。すなわち、カラーチーの地元医師、タフシールは北ナーズィマーバードの私立病院に運び込まれている。昨日32人の新たなる感染者の報告を受けて、今年これまでにデング熱の患者数は906人に達した。8月にはこれまで最も多い327人のデング熱の感染者が報告され、現在までにカラーチーでは27人、スィンド州内陸部では5人の新たなる感染者が見つかっている。一方、スィンド州衛生局はデング熱の感染を抑えるために様々な企業に支援を要請したとのことであり、住民に対してSMSを通じてデング熱に対する警戒が呼びかけられる模様である。消息筋によれば、デング熱封じ込めという観点から複数の企業との間で協議が更に継続されており、近々SMSを通じて住民に警戒が呼びかけられるであろう、とのことである。他方、カラーチー管区行政長官、シュアイブ・アハマド・スィッディーキーは事態を重く受け取り、関係する全ての部局を集めて9月2日月曜日午前、自身の部署でデング熱に関する緊急会議を開く予定である。緊急会議ではデング熱に対する予防策、警戒と治療の方針と対処について詳細に話し合われる予定。

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(翻訳者:松岡由希子)
(記事ID:243)