アメリカはパキスタンにおいて127億6000万件の電話通話の傍受を働く。アラブ・ニュース
2013年10月30日付 The daily Jang紙

最も多いのはアフガニスタンの210億件であり、インドでも10億を超える件数の電話盗聴がなされている。監視を防止することは可能。──IT専門家

リヤド発(ジャング・ニュース):―アメリカは2013年1月から始まった独自の極秘スパイ計画に基づき世界中で8兆1240億件もの電話盗聴をしており、そのうちパキスタンで傍受された通話件数は127億6000万件にものぼり、ただ、アフガニスタンにおいて電話盗聴件数が最も多く、その数は210億9800万件にもなる。これはサウジアラビアの新聞、アラブ・ニュースが自身の最新リポートでスクープしたもので、同サウジ新聞によれば、アメリカはイラクやサウジアラビアにおいて各々87億件の電話盗聴をしており、また、エジプトでも91億件、ヨルダンで61億件、イランでは731(→17)億件の電話の盗聴を行なっていたという。その一方でインドをも例外とせず、電話盗聴は10億件以上にのぼる。同サウジ新聞は自身のレポートにおいて曰く、サウジアラビアの盗聴に関する政府の公式見解を手に入れていないが、IT専門家であり、ある電話会社の重役でもあるR・K・フセインの話では、電話盗聴は非道徳的な行為であるが、アメリカを含め世界中の秘密機関にとってこれは異例のことではないという、と。

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(翻訳者:弦巻彩耶香)
(記事ID:258)