BRTCの「デジタルバス」10台の運行始まる
2014年05月06日付 Prothom Alo紙

4月11日付

インターネット環境を備えたBRTC(バングラデシュ道路交通公社)のバスがダッカの道に登場した。Wi-Fiが搭載されているBRTCバス10台の運行は昨日木曜日から首都で運始まった。
一台のバスで少なくとも40人の乗客がスマートフォンやタブレットを通じてインターネットを利用することができる。毎日首都北部のウットラから中心部のモティジルまでのルートでこのバスが運行される。
関係者によれば、車両追跡技術でコントロールされるこの新型バスの名前は“デジタルバス”という。昨日の午後ファームゲート交差点で行われた式典で、オバイドゥル・カデル運輸通信相とジュナイド・アハメド情報・通信技術担当相が新たなこのバスサービスをスタートさせた。
このデジタルバスは、UNDP(国連開発計画)とUSAID(アメリカ合衆国国際開発庁)の資金援助で進められている、首相官邸の「A to I(情報へのアクセス)計画」の技術協力により始まった。
当初はWi-Fiを備えたバスは10台だが、今後さらに多くのバスにこの技術が搭載される予定だ。A to I計画の関係者によれば、BRTCのデジタルバスでは時速55キロから60キロのスピードで走っているときも、乗客は問題なくインターネットを使えるという。現在バングラデシュでは携帯電話の使用者のおよそ10%がスマート機器を使っている。バスにWi-Fiが搭載されのはそれを踏まえてのことだ。

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(翻訳者:伊藤巧作)
(記事ID:274)