予告なく計画停電、何時間もの停電で水不足も
2014年04月26日付 The daily Jang紙

大学予科の試験を受ける学生たちも困難に直面、カラチ電力側は突発的停電や計画停電に関して否定

カラチ(スタッフによるレポート):
カラチで予告のない計画停電や各地で起きた長時間に及ぶ突発的停電によって市民の暮らしは耐え難きものとなった。何時間にも及ぶこれら停電によって多数の地域で水不足も起こった。木曜の夜から金曜にかけて多くの地域で何時間も電力供給がストップしたため、人々の日常生活には悪影響が及んだ。金曜の集団礼拝でも停電したとの情報が入っている。詳細によると、バルディヤ・タウンでは広範囲に亘り12時間に及ぶ長時間の停電があり、住民の話では早朝の4時に起こった停電は金曜日の正午に復旧したとのことである。シャードマーン・タウンのDATNT共同住宅では木曜日の早朝4時から金曜日の朝まで停電し、その間人々はひどい困難に見舞われた。コーランギーの5-I地区や北カラチのセクター11-Cを含め多数の地区の住民の話では、過去数日間気温が上昇するや否や、カラチ電力は計画停電の時間を延長する他に予定外の停電を実施し始めたという。金曜礼拝の時刻にも電力供給が止まった地域があるという。度重なる、長時間に亘る停電によって、大学予科の試験準備に忙しい学生たちにもその準備に支障が生じている。市民たちは次のように不満を漏らす。クレーム・センターの対応もひどく、苦情を伝えようとして消費者アカウント番号13桁を入力したとしても情報は一切与えられず、応対係と話ができるオプションも機能していない。おかげで消費者には急な停電や計画停電についての正確な情報は皆無で、停電の時間延長で水の獲得にも窮する有様である。殊に夜間停電する地域では、十分な睡眠が取れず、翌日の営みに悪影響が及ぶ。一方で、カラチ電力のスポークスマンは同市での地域を問わず一切の停電を否定し、次のように言った。局地的にどこかで故障が出ても、カラチ電力の修理チームが即座に対応するよう努力している。更に曰く、予告なく突然の計画停電は行われておらず、修繕のための一時停電の場合には、事前に通知がなされている、と。

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(翻訳者:神田美穂)
(記事ID:278)