全ての大都市で軍の配置開始、要注意施設に対し警備を強化
2014年06月17日付 The daily Jang紙

カラーチーでも警備は極めて厳重、軍の部隊が特別地点に到着、スナップ・チェッキングが強化、襲撃に備えて厳重警戒が続く

カラーチー/イスラーマーバード/ラホール/ペシャーワル(スタッフレポート/通信各社):―北ワズィーリスターンでの軍事作戦の反動で報復テロの懸念を考慮し、全土に亘り更に警戒が厳重にされた。カラーチーを含めた全ての大都市で軍の配置が開始されている。重要施設には警官や治安部隊の人員が増員され、要注意施設の警備が強化されている。
 北ワズィーリスターンで本格的な対テロリスト戦を開始したと同時に、各都市ではその反動への懸念が生まれた。カラーチーでは警備が極めて強化され、スナップ・チェッキング(=緊急即時的に設けられる検問)を強化する一方、軍の部隊が重要な施設に到着した。機密機関の発表によれば、テロリストは軍事作戦の反動として様々な都市で攻撃の可能性があり、この発表の後厳重警戒が発せられた。詳細によれば、北ワズィーリスターンでの軍事作戦開始後、テロリズムの発生に備えて全国並みに州都カラーチーでも警備が極度に強化された。パキスタン軍の部隊が重要施設に到着し、その中には装甲車両も含まれている。

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(翻訳者:鳩田義孝)
(記事ID:322)