ハイダラーバード発:マイノリティーに対する不公正、ヒンドゥー寺院への攻撃に反対して抗議デモ
2014年06月23日付 The daily Jang紙

マイノリティー同胞が誘拐され、多額の身代金が奪われている。政府は手を拱いたままでる──アヤーズ・ラティーフ・パレージョーの弁

ハイダラーバード(ビューロー・レポート):―国民民衆運動により同党本部代表、アヤーズ・ラティーフ・パレージョーの音頭で、スィンドにおけるマイノリティーに対する不公正、ヒンドゥー寺院への攻撃に対して、ハイダル・チョークから記者クラブまで抗議デモが行われ、これには多数の女性や運動員が参加した。彼らは手に手にプラカードを持ち、自らの要求を主張してシュプレヒコールを挙げた。この際国民民衆運動の本部代表、アヤーズ・ラティーフ・パレージョーは演説の中で次のように述べた。「パキスタン憲法は国内に居住する全てのマイノリティーの権利の保護を保証している。しかしこの国ではマイノリティーの保護は皆無である。スィンドではヒンドゥー寺院への攻撃が繰り返され、マイノリティー同胞が誘拐され、多額の身代金が奪い取られる事件が頻発している。ところが政府は容疑者たちの取締りに乗り出すどころか手を拱いたままである。」彼はまた以下のように述べた。「ヒンドゥー寺院への複数の攻撃があったにも拘わらずこれまで警備強化への動きは皆無である。そのため、マイノリティー同胞は自身を無防備であると考えている。」彼は政府に対し次のように要求した。スィンドに住む全てのマイノリティー保護のために有効な措置を実施せよ、そして、マイノリティー同胞の財産、宗教施設、墓地、地区の保全を確かなものにするように、と。

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(翻訳者:神田美穂)
(記事ID:326)