ミーラーンシャーでのアメリカの無人偵察機の攻撃、ターリバーン指揮官2名を含む11名が死亡~パーキスターンによる非難の表明~
2014年07月20日付 The daily Jang紙

攻撃は金曜日から土曜日にかけての深夜に行われた。アメリカの偵察機はマダーヘールにあるターリバーンの邸宅目掛けて8発のミサイルを発射、多数の戦闘員が負傷、厳重な警備のため救援活動が行えず。

死亡者が更に増える恐れがあり、死亡者はパンジャービー・ターリバーン一派に属する──治安係の将校、ミサイル攻撃はパーキスターンの主権侵害でありや、国境侵犯である──外務省報道官

ミーラーンシャー(ジャング特派員/通信各社):―北ワズィーリスターンのミーラーンシャー郡でのアメリカの偵察機によるミサイル攻撃で、ターリバーン指揮官2名を含む11名の過激派が死亡し、多数が負傷したが、厳重な警備のため救援活動が行えず、そのため死者が更に増える恐れがある。治安係の将校の話しによると、死亡者は非合法ターリバーン運動のパンジャービー・ターリバーン一派に属するとのことである。パーキスターン政府は無人偵察機による攻撃を激しい口調で非難しながらこう述べた。このような攻撃はパーキスターンの主権侵害であり、国境侵犯であると。詳細によると、攻撃は金曜日から土曜日にかけての深夜、現地時間で2時頃北ワズィーリスターンの町ダッターヘール近郊のマダーヘールにおいて行われたという。アメリカの偵察機はターリバーンの邸宅に向けてミサイルの雨を降らせ、8発のミサイルが命中したことにより指揮官2名を含む11名のテロリストが死亡した上に多数が負傷したが、厳重な警備のため救援活動が行えず、そのため応急処置が得られないまま負傷した戦闘員が更に死亡する恐れがある。軍は地域の警備を更に厳重にしている。攻撃後偵察機は数時間その地域での飛行を続け、そのため住民たちの間には恐怖が広がった。「アズブの一撃」作戦開始以来これが3度目のアメリカによるミサイル攻撃である。

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(翻訳者:鳩田義孝)
(記事ID:340)