ダーベージー揚水所からカラーチーへの給水回復。水不足は続く
2014年07月03日付 The daily Jang紙

2日前 破裂した直径72インチのパイプ管の修理が完了、市は3億5千万ガロンの水不足に直面

カラーチー(スタッフ・レポーター):―ダーベージー揚水所からカラーチーへの給水が完全に復旧した。2日前に破裂した直径72インチの水道管は、水曜日の夕方、修理の後に給水を開始した。それにも関わらず、ハッブ・ダム*の枯渇に加え、暑さによる需要増大のため、市では深刻な水不足が続いている。3日前、ダーベージー揚水所の水道管のうち2本が停電が原因で背圧により破裂した。鉄製水道管の修理作業は、水曜夕方に完了した。技術サービス部門の副部長のイフティハール・アフマドは、水道管1本は修理の最中であり、金曜日までには終わると述べた。9本の水道管により5億4千万ガロンのカラーチーへの給水が開始されたが、市ではかねてより3億5千万ガロンの水が不足している。同様に、フブ・ダムの枯渇により再び1億ガロンの給水が停止している。都市の多数の地域で人々は、5、6日後に1時間から1時間半の給水があるのみであると申し立てている。人々は井戸水を利用するか、または高額の金を払って送水車の水を買って凌ぐことを余儀なくされている。政府がこの根本的問題解決に向けて素早い措置を講じないために、日に日に状況は深刻化しているというのも市民たちの不満の1つである。掛け声はいいから実質的な対策をやれと市民たちは言う。水不足に対し特に断食中の人々は激しい苦難に直面している。
*訳注:1981年カラーチー北方ハッブ川に建設された配水池

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(翻訳者:長尾真衣)
(記事ID:341)