ダカ都市高速鉄道関連法原案閣議決定
2014年12月11日付 Prothom Alo紙

(11月11日付) 話題のダカ都市高速鉄道に関する法案が閣議で最終的に了承された。政府は約2200億タカ(3345億円)のこの計画が、首都交通網の混雑解消と乗客輸送の問題解決へ大きな役割を果たすと期待をしている。ウットラを起点とし、バングラデシュ銀行まで延びる路線には16の駅が設置される。
昨月曜日行なわれた閣議は、首都高速鉄道に関する法律の草案が最終的に了承した。閣議の後、モハンモド・モシャッラフ・ホサイン・ブイヤン内閣官房秘書官は「この計画に政府は540億タカ(820億円)を支出する。一方JICAから1650億タカ(2510億円)の資金提供がある。首都高速鉄道の総距離は20.1kmで、毎時6万人の乗客を運ぶ予定だ」と語った。同秘書官はさらに高速鉄道の全体計画に関する詰めの作業が進められていることを明らかにし、「これは壮大な事業であり、さまざまな調査が行なわれているところだ」と述べた。
法案では、この鉄道を運営するためには、官民双方ともライセンスを取らなければならないが、政府系の運営会社はライセンス料の支払い義務がないとされる。ライセンスを与えるのはひとつの委員会で、運賃もこの委員会を通じて決められる。切符を持たずに鉄道を利用した場合、通常運賃の10倍の罰金を払う決まりになっている。

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(翻訳者:関谷レイミ)
(記事ID:365)