「幸福な国」調査でバングラデシュ最下位グループに
2015年03月25日付 Prothom Alo紙

(3月22日付)バングラデシュの国民より、戦争で荒廃したアフガニスタンや爆弾テロに脅かされるパキスタンの人びとのほうが、自分を幸せだと思っている…最近行われた国際比較調査で、そんなことが明らかになった。少なくとも、国際調査会社・ギャラップ社が実施したアンケート調査では、少なくともそういう結果が出た。この調査は国連の定めた3月20日の国際幸福デーにちなみ、ギャラップ社が実施したもの。調査の結果によれば、バングラデシュのポイントは54、一方パキスタンとアフガニスタンはそれぞれ57,55となっている。
スコアから見ると、世界のなかでラテンアメリカの人びとが自分たちを幸せだと感じている度合いが高い。「良い思いをしたことがどれほどあるか」を指標とするこの調査で、143の国と地域のなかで、上位10位となったのはすべて中南米の国だった。なかでも最高のポイント89でトップに立ったのはパラグアイだ。
一方、この調査でバングラデシュは下から3番目という結果だった。最下位となったのは北アフリカのスーダンでポイントは47,そのすぐ上が、「アラブの春」の先鞭を切ったことで知られるチュニジアでポイントは52。ポイント54でバングラデシュと並び下から数えて3番目の地位を占めたのはトルコとセルビアだった。バングラデシュの近隣諸国では、スリランカが76、インドが70、ミャンマーは68でネパールのスコアは55となっている。他方アメリカのポイントは79、イギリスと中国が75、日本は66、ロシアが65という結果だった。
この調査はギャラップ社が昨年、143の国と地域で実施したもの。調査では各国・地域の15才以上のそれぞれ約千人に、5つの項目について面談または電話で回答を求め、その結果をもとに各国・地域のポイントが算出された。(データはギャラップ社のホームページによる)

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(翻訳者:加藤梢)
(記事ID:393)