カラーチーで停電のため市内の7割が真っ暗闇。
2015年07月08日付 The daily Jang紙

特別高圧線が断線、ビン・カースィム発電所の2つのユニットが停止。
ダーベージー、ガーロー、ピプリーからの給水も完全に停止。復旧作業に着手──カラーチー電力供給会社

カラーチー(スタッフレポーター):―カラーチーで、火曜日の夜、夜の礼拝とタラーヴィーフの礼拝(=ラマザーン月に夜行なわれる余功の礼拝)の両時刻の間に大停電の発生により市内の7割以上の地域が暗闇の中に沈んだ。220KBの特別高圧線の断線のためにビン・カースィム発電所の2つのユニットが停止した。停電によりダーベージーやガーロー、ピプリーのポンプ場からカラーチー市内への給水が完全にストップした。一方水の背圧により、ダーベージーの地点で直径72インチのパイプラインが破裂し、それを受けて何千万ガロンもの市内への給水が停止。カラーチー電力供給会社のスポークスマンによれば送電線の断線を受けて発電所が停止し、また220KBの送電線の断線は導線の破損が原因で起こり、市内の広い地域で停電が発生した、ということである。カラーチー電力供給会社の修理班は迅速な電力復旧に向けて即座に作業に着手した。

午後9時頃クリフトン、ディフェンス、ケーマーリー、旧市街、リヤーリー、ノース・カラーチー、ノース・ナーズィマーバード、ナーズィマーバード、フェデラルBエリア、グリスターネ・ジョウハル、グルシャネ・イクバール、ラインズ地区、メヘムーダーバード、アフタル・コロニー、カイユーマーバード、デヘリー・コロニー、ラーンディーその他の地域において停電が発生し、その復旧のため夜半までカラーチー電力供給会社の職員が作業に励んだ。停電となった地域の病院では患者やその親族は厳しい困難に直面する一方、商店街やショッピング・センターでは、商店主や買い物客もは非常な不便を強いられた。

ウサーマ・クレーシー・カラーチー電力供給会社スポークスマンはこう述べた。「ビン・カースィム発電所から引かれている送電線の故障により破裂が起こり、また送電線での故障から市内の広い地域で停電が発生した」と。同スポークスマンは更にこう述べた。「午後10時半に送電線の故障の修理が完了し、その後フェデラルBエリア、ノース・ナーズィマーバードを含む複数の地域で給電が復旧した。ガーローから本紙記者によれば、火曜日の夜、ダーベージーでの停電の影響でダーベージー水道局のポンプ場において、カラーチー市内への給水用の直径72インチの第5番パイプラインが爆破により破裂した。パイプラインの破裂により、ダーベージー・ポンプハウス通りとその周辺が水浸しとなり、通行人は非常な難儀をした。

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(翻訳者:工藤美弥)
(記事ID:445)