カデル・シッディキ議長タンガイル4区の補選に出馬
2015年10月11日付 Prothom Alo紙


農民労働者人民連盟カデル・シッディキ議長はタンガイル4区(カリハティ郡)で行われる補選の立候補届を提出した。シッディキ議長は今日(10月11日)日曜日の昼に(立候補届け出事務所となっている)カリハティ軍郡の退職上級公務員事務所で立候補手続きを行なった。同連盟からメディア向けに送付された周知文書でこのことが明らかにされた。
立候補届け出の最終日となった今日、農民労働者人民連盟の4人を含む10人が立候補届を提出した。残り6人はアワミ連盟のハサン・イマム・カーン(ソヘル・ハジャリ)、無所属のアブドゥル・アリム、人民党JP派のサデク・シッディキ、バングラデシュ国家前線のアタウル・ロホマン・カーン、人民党エルシャド派のソイヨド・モスタク・ホセン・ロトン、国家人民党のイムルル・カエスだ。 
農民労働者人民連盟のある幹部はプロトム・アロ紙に「立候補却下のおそれがあることから、カデル・シッディキを含む4人の立候補手続きを行なった」と述べた。同連盟の他の3人の候補者はカデル・シッディキの妻ベゴム・ナスリン・シッディキ、共同事務局長イクバル・シッディキと連盟カリハティ郡委員会議長のハシュムト・アリとなっている。
カデル・シッディキの立候補届が不受理となった場合には、妻が選挙戦を戦うこともありうる。2014年に行われたタンガイル8区(ショキプルおよびバシャイル)の補欠選挙の際に、債務不履行を理由としてシッディキ議長の立候補が却下されたことがある。
周知文書によれば、シッディキ議長は今日午後2時ごろ、ナスリン・シッディキなど連盟幹部とともに退職上級公務員事務所に赴き、立候補届を提出した。この文書にはさらに、立候補届提出を期して連盟本部に集まった支持者たちを前に、シッディキ議長が「国家が人民のものとなり、人民の意思で動くようにするためには、カリハティでの補選は政治的な戦争だ。かつて独立を目指した戦いはカリハティか始まった。汚れた政治を正すため、我々はカリハティから(連盟のシンボルである)ガムチャ手拭いを掲げて戦いを始める」と述べたとある。議長はさらに「バングラデシュ国内で始まっている投票者不在の間違った文化を今回の選挙によって永遠に阻止し、人々が好きなように代表者を選ぶことが出来る道を開くために、我が連盟は今回の選挙に参加する。選管と政府が今回、自由で公正な選挙を実施することで過去の汚名を返上する機会を生かすことを望みたい」と語ったとされている。
立候補届書は来週火曜日確認作業が行われ、翌水曜日が立候補辞退の期日となっている。補欠選挙は11月10日に実施される。

Tweet
シェア


原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:シャンティ)
(記事ID:455)