パターンコート:インド空軍の基地を襲撃。銃撃戦で兵士4人と襲撃犯5人が死亡
2016年01月03日付 The daily Jang紙

軍服を着用したテロリストは午前7時30分に空軍基地に攻撃を開始。15時間戦闘が続く。警察官から奪った車両で侵入。作戦には戦車やヘリコプターが投入。
襲撃犯には国境の向こう側からバックアップがある──インドの国務大臣の申し立て。攻撃は印パ関係を妨害する陰謀である──国民会議派。パターンコートではパーキスターンに抗議するデモ、シュプレヒコール。

ニューデリー(ジャング・ニュース):―インド側パンジャーブ州のパターンコートにある空軍基地へのテロリストらによる襲撃において兵士4名が死亡した。しかしインド軍による反撃により襲撃犯5名も殺害された。インドは例の如くうそ八百を並べながら攻撃の濡れ衣をパーキスターンに着せた。パンジャーブ警察長官によれば、戦闘は15時間に亘って続いた。テロリストらは午前7時30分に基地への攻撃を開始した。襲撃犯は全員軍服を着用しており、テロリストらは基地への侵入のためには警察官から奪った車を利用した。作戦では戦車やヘリコプターの支援も受けた。他方インド内務国務大臣のキラン・リジェージョーはこう述べた。襲撃犯には国境の向こう側からバックアップがあった。我々はその集団に関する信頼すべき情報を握っている。彼らは国境の向こう側からの幾つかの後ろ盾から支援があった。対照的に国民会議派のアマレーンドラ・スィング氏は、攻撃を印パ関係を阻害する陰謀であると断定した。一方、パターンコートではパーキスターンに抗議するデモも行われた。インド側パンジャーブ警察長官は更にこう述べた。「24時間前にしばらくの間一人の警察官が車両と共に誘拐される事件が起り、そのため警備は厳戒態勢にあった。事前に攻撃の可能性について諜報機関から一報があったため、テロリストたちは不首尾に終わった。もし知らせがなければ、損害はより大きなものになったかも知れなかった」と。続けて曰く、「午前7時30分にテロリストは3方向から基地に向かって前進し、発砲を開始し、結果兵士4名が死亡、5名が負傷した。しかし軍の素早い反撃によってテロリスト5名が殺害された」と。また彼はこうも述べた。「襲撃犯は4名から6名であり、作戦には戦車と軍のヘリコプターの応援もあり、作戦遂行中空中からの監視が行われた」と。一方パターンコートでは大勢の人々がパーキスターンに抗議するデモを行い、激しいシュプレヒコールをあげた。国民会議派のスポークスマンは、ナレーンドラ・モーディー・インド首相に対し、氏はこの問題を彼が訪問して帰ってきたばかりであるパーキスターンに対し提起するつもりであるのかどうか尋ねた。しかし国民会議派の長であるアマレーンドラ・スィング氏は攻撃を非難しながら語った。「これは明らかに印パ間の平和に向けた話し合いを妨害しようとするところのものであり、断じて許してならない」と。

Tweet
シェア


原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:武内陽太郎)
(記事ID:478)