イスタンブールとパンジャーブ政府の間でラホールに100台の新車のタクシーを導入する協定。これは市民には贈り物です──シャハバーズ・シャリーフ
2016年02月17日付 The daily Jang紙

州首相とスコットランド議会議員が会見。イスタンブール市長がメトロバスに試乗。バードシャーヒー・モスクやポロ・グラウンド、アイチソン・カレッジを訪問

ラホール(総合記者、特派員):-イスタンブール市とパンジャーブ政府の間でAタクシー協定に調印が行われた。第1段階として100台の新Aタクシーが導入される。シャハバーズ・シャリーフ・パンジャーブ州首相は式典の列席者を前に演説の中でこう切り出した。「パーキスターンとトルコの間の友好関係は何世紀にも亘ります」と。曰く、「ラホールにAタクシーが導入されようとしております。第1段階として100台の新車のタクシーを導入します。その後、漸次台数を増やしていく予定です。このAタクシーは市民にとっては贈り物です」と。シャハバーズ・シャリーフ・パンジャーブ州首相とイスタンブール市長カーディル・トープバーシュ博士が新式の無線タクシー・サービスのオープニングを行った。タクシー・サービスのオープニングの式典の後、パンジャーブ州首相とイスタンブール市長は新式の無線タクシーに試乗した。シャハバーズ・シャリーフ・パンジャーブ州首相は式典の出席者を前に演説する中でこう述べた。「パーキスターンとトルコの間の友好関係は何世紀にも亘ります。パーキスターンとトルコの国民が一心同体であることは世界が存じております。疑いなく、両国の国民は深く互いに結びついています。ラジャブ・タイイブ・エルドアン大統領とナワーズ・シャリーフ・パキスタン首相の時代に至りパーキスターン・トルコ友好関係は新局面を迎えました。この友好関係は利益のある経済関係に発展しております。両国の間で通称及び投資が拡大しております。」と。この式典にはトルコ大使バーブル・S・ギルギン、メフル・イシュティヤーク・アフマド国会議員、ハージャ・アフマド・ハッサーン、アルバッラーク・グループのヌーリー・アルバッラークの他多数の市民が詰め掛けた。
加えてハンザラ・マリク・スコットランド議会議員は州首相と会見した。その中では、共通の関心事、両国関係の振興、在外パーキスターン人の問題解決について意見交換が行われた。シャハバーズ・シャリーフ・パンジャーブ州首相は会話の中でこう述べた。「パーキスターンとスコットランドの間には親しい友好関係があります。パンジャーブ政府は在外パーキスターン人の諸問題の解決のために自由で自立したオーバーシーズ・パーキスターニーズ・コミッションを立ち上げております。」と。
更に連邦直轄部族地域選出の国会議員アルハージ・シャージー・グル・アフリーディー及び同上院議員タージ・ムハンマド・アフリーディーがパンジャーブ州首相と会見した。シャハバーズ・シャリーフ・パンジャーブ州首相はこの席での会話の中でこう述べた。「部族地域の愛国的民衆がパーキスターンの平和実現に向けて払った犠牲は称賛に値します。」と。
昨日イスタンブール市長カーディル・トープバーシュ博士がシャハバーズ・シャリーフ・パンジャーブ州首相と会見したが、その中では共通の関心事、両国関係の振興、様々な分野での協力拡大について意見交換が行われた。シャハバーズ・シャリーフ・パンジャーブ州首相はこの席での会話の中でこう述べた。「イスタンブール市長カーディル・トープバーシュ博士のラホール訪問は拡大するパーキスターン―トルコ関係を象徴しております。数年の間に両国の歴史的、兄弟的な関係は益のある経済関係に変貌を遂げています。パーキスターン国民はトルコを、またトルコ国民はパーキスターンを第二の故郷のように見做しています。」と。イスタンブール市長カーディル・トープバーシュ博士は会話の中でこう述べた。「シャハバーズ・シャリーフ氏はいつも変わらず計り知れない愛情と真心で我々を迎えてくれます。パンジャーブを訪れるとまるで我が家に帰ったかのような気持ちになります。」と、曰く、「シャハバーズ・シャリーフ氏の福祉事業は1個のロール・モデルとなっております。シャハバーズ・シャリーフ氏が様々な事業を予定より早く完成させる速度の速さは1つの見本となっております。」と。曰く、「シャハバーズ・シャリーフ氏は州の市民の発展と幸福を自らの使命として増進しております。我々は同州の発展とパンジャーブ州民の幸福のために協力を続けていきたいと思います。」と。
特派員によると、イスタンブール市長カーディル・トープバーシュ博士はラホール訪問の2日目を極めて多忙にしかも快適に過ごしたということである。イスタンブール市長はメトロバスに乗り、バードシャーヒー・モスクやポロ・グラウンド、アイチソン・カレッジを訪問した。イスタンブール市長カーディル・トープバーシュ博士は朝食時のシャハバーズ・シャリーフ・パンジャーブ州首相との会見の後、モデル・タウン・イッテファーク・バス停留所からメトロバスに乗り込んだ。一緒にラホール管区行政長官、ラホール県行政長官、ラホール発展局の長官が付き添った。彼はイッテファーク・バス停留所からアーザーディー・チョーク停留所までバスでの移動を楽しみながら、ラホール市内方々を見物した。アーザーディー・チョーク停留所から同賓客はバードシャーヒー・モスクを訪れ、ミヤーン・ムハンマド・マーネーカー・パンジャーブ州オウカーフ相が同賓客を迎えた。カーディル・トープバーシュ氏はイクバール廟で冥福の祈りをし、訪問者記帳簿に自身の印象を記した。彼はバードシャーヒー・モスクで功徳の礼拝も捧げた。バードシャーヒー・モスクの説教師アブドゥル・フバイル・アーザードは同賓客にバードシャーヒー・モスクの歴史的重要性について語った。その後、トルコからの同賓客は歴史的バードシャーヒー・モスクの隅々を見て回り、同モスクの建設技術の高さを褒め称えた。ラホール商工会議所によりトルコからの来賓を称えてポロ・グラウンドで昼食会が開催された。

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(翻訳者:露口哲也)
(記事ID:480)