ご法度にもかかわらずパンジャーブでは多数の都市で凧揚げ。凧糸が絡まったり、屋根から落ちて8名負傷。数十名を逮捕。
2016年02月20日付 The daily Jang紙

ファイスラーバード、グジュラーンワーラー、スィヤールコート、カーモーンキーでは凧揚げのファンたちが浮かれ騒ぎ、祝いの銃の発砲、踊り、警察は梯子を使って若者逮捕に大わらわ。
何百枚もの凧、金属が引かれた大量の凧糸等を発見。多数を凧揚げ禁止法違反で立件

ファイスラーバード、グジュラーンワーラー、スィヤールコート、カーモーンキー(特派員、特別記者、ジャング代表、通信各社):―ご法度にもかかわらずパンジャーブでは多数の都市で凧揚げが挙行。凧揚げのファンたちは浮かれ騒ぎ、祝いで銃の発砲をし、踊り狂った。凧糸が絡まったり、屋根から落ちて8名が負傷し、数十名が逮捕。ファイスラーバードでは銃の発砲や凧揚げに興じる愛好者たちはご法度などお構いなし。警察は梯子を使って若者たちの逮捕に大わらわ。41件が立件され、容疑者110名が逮捕された。各地で子供を含め7名が負傷し、病院に担ぎ込まれた。アフザール・アフマド・コウサル・ファイスラーバード市警察本部長の指示に基づきマンスーラ・アーバード、グラーム・ムハンマダーバード、ラザー・アーバード、マディーナ・タウン、フェクトリー・エーリヤ各警察署を含め全警察署管内で警察が総動員で凧揚げの取り締まりを行った。警察は容疑者の許から何百枚もの凧と大量の凧糸やその他の道具を発見した。バサント*の間、5名が屋上から落下し、また2名は凧糸が絡まり負傷した。凧揚げのファンたちは、祝いで銃の発砲をし、花火を上げるとともに太鼓のリズムに合わせて踊り狂った。降雨のためにバサントは低調となった。取り締まりにもかかわらず、空には色とりどりの凧が舞った。グジュラーンワーラー行政当局は凧揚げ規制には完全にお手上げとなった。バーグバーンプラ、サブズィー・マンディー、コートワーリー、ギルジャーク、モデル・タウン、サテライト・タウンを含め市内全域で市民が子供と連れ立って屋上に上り、凧揚げや銃弾の発射に興じた。切れた凧の凧糸が絡まり、イムラーンなる人物が負傷した。警察は子供を含め多数を逮捕した。カーモーンキーでもバサントは開かれ、屋上で人々が浮かれ騒ぎ、花火、発砲に興じた。スィヤールコートでも警察はバサントを祝う多数の凧揚げファンを逮捕した。

*訳者注:―春の到来を祝う本来ヒンドゥー今日の祭りで、ムガル時代にムスリムの宮廷文化の一環となる。行事の1つとして凧揚げは有名。

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(翻訳者:露口哲也)
(記事ID:484)