気温が上昇するや、多数の都市で計画停電の時間数が増加、民衆は精神的な地獄に直面
2016年04月28日付 The daily Jang紙

チャーンガー・マーンガーでは時間数は20時間、消費者たちの口から悲鳴、盗電がある地域は計画停電の時間延長実施の対象となる──当局
ラホール、マンディー・ファイザーバード、グジャラート、チャーンガー・マーンガー、サーヒーワール、ラーラ・ムーサー、ハーフィザーバード、スィャールコート、ピンディー・バティヤーン(特派員、記者、ジャング代表、記者により):-激しい暑さのために電力危機は深刻さを加え、これを受けてLESCO(=ラホール電力供給機構)は計画停電の時間を10時間に延長した。暑さと湿気の上昇のため一般家庭でも役所でも空調機やエアー・クーラー(=水冷式冷却機)、扇風機が稼働し始め、このためLESCOの電力系統に限っても、電力供給力2170メガワットに対し、電力需要3000メガワットに達し、LESCOは1100メガワットを超える電力不足に見舞われた。消息筋によれば、ラホールでは市街地で1日6時間、農村部では同8時間の計画停電が実施されているという。
シェイフープーラ、カスール、オーカーラーそしてナンカーナ・サーヒブの幾つかの送電線で30%の盗電が発覚し、これを受けてこれら地域では計画停電の時間は10時間に延長された。夏季には当局の指示により送電線は全てモニタリングされており、盗電がある送電線は計画停電時間延長の対象となる。カスール、シェイフープーラ両地域では30%の盗電が発覚したため、通常のレベルをはるかに超えて計画停電の時間が延長された。消息筋によれば、来月5月には電力需要は4300メガワットにも達するとの予想であるという。
マンディー・ファイザーバードでは昨日市街地と郊外で日中連続11時間に亘り停電した。これにより市民の日々の営みは麻痺した。この停電は通常の計画停電に追加して行われており、これには市民は全面的な抗議の構えである。グジャラート市とその周辺地域では予告通りの計画停電に加えて予告外の計画停電より市民は厳しい困難に直面している。
チャーンガー・マーンガー、ボーエー・アースィル及び多数の村々で通常のレベルをはるかに超えた予告外の計画停電の時間延長の結果、停電は20時間にも及んだ。チャーンガー・マーンガー送電線に対する日中連続7時間の停電により経済活動は酷く混乱し、猛暑の中人々の口から悲鳴が出た。消費者たちは首相や連邦電力相に対して、チャーンガー・マーンガー送電線の理由もなく1日に何時間にも亘る停電実施の実情を調査するように要求した。
サーヒーワールでは市街地で8時間、農村部で10時間を超える計画停電が続いている。ラーラ・ムーサーでは予告外の計画停電の時間の延長により学生たちが難儀を強いられる一方、主婦たちも家事をこなす上で大変な不便に見舞われている。ハーフィザーバードでも予告外の計画停電の時間の延長により市民の苦痛は増大している。スィヤールコート県でも計画停電は翌水曜日にもこれまで通りである。ピンディー・バティヤーンとその周辺部でも予告外の計画停電が続いている。消費者たちは政府に状況を改善するように要望している。

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(翻訳者:高塚恵)
(記事ID:541)