オフショア・カンパニーに対し痛烈に批判を行っていたイムラーン・ハーン氏がイギリスでオフショア・カンパニーを所有していた事実を認めた。
2016年05月14日付 The daily Jang紙

租税回避のために83年にオフショア会社を設立。イギリス国民ではなかったのでこれは私の権利でした。フラット(=マンション)を売却して得た金は全てパーキスターンに送金しました。シャリーフ一族は汚職により複数のオフショア・カンパニーを設立しました──ロンドンでの会話及び演説。 

ロンドン(ムルタザー・アリー・シャー):-オフショア・カンパニー(=租税回避地に設立された会社)に対し痛烈な批判を行っていたイムラーン・ハーン・パーキスターン正義運動議長はイギリスでオフショア・カンパニーを所有していた事実を認めた。イムラーン・ハーン氏はクリケット選手時代、租税回避のために1983年にオフショア・カンパニーを設立した事実を認めた。ロンドンのヒースロー空港での報道陣との会話の中でこう述べた。「私はロンドンでのフラット(=マンション)の購入に際して自身の会計士の助言をもとにこのオフショア・カンパニーを設立しました。」と。またこう述べた。「私はすでに自分の稼ぎの35%の税金を支払っていたので、これ以上の税を御免被るためにこのオフショア会社を設立しました。これは私の権利でした。なぜなら私はイギリス国民ではなかったのですから。」と。続けてこう述べた。「在外パーキスターン人たちは何十億ルピーもの金をパーキスターンに送金していますが、ナワーズ・シャリーフ氏のご子息たちはパーキスターンからお金を外国に持ち出しています。」と。ナワーズ・シャリーフ氏はロンドンで資産を購入するための金がどこから来たのか説明しなくてはなりません。」と。イムラーン・ハーン氏曰く、「ロンドンでフラットを売却して得た金は残らず合法的にパーキスターンに持ち帰りましたが、シャリーフ一族はパーキスターンで汚職により財を成し、その金で複数のオフショア・カンパニーを設立しました。」と。イムラーン・ハーン氏はこう主張した。「私は自身の資産公開を行っております。」と。更に曰く、「民主主義において質問を発することは野党の権利です。野党連合と一緒になって行動計画を策定しましょう。」と。モニター班によればロンドンである式典で演説する中でイムラーン・ハーン氏はこう述べた。「『今日こそ私は靴を投げつられるぞ』と忠告してくれる人がいましたが、心配はいりません。私はこれを上手くキャッチして、上手く投げ返してやりましょう。」と。

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(翻訳者:新田悟大)
(記事ID:553)